【夏休み特集第2弾】人類が再び宇宙に!アルテミス計画とは?なぜ人類は再び月を目指すのか?
日々宇宙に関するニュースが次々と出ている昨今。宇宙開発も大きく進歩しています。中でも人々を魅了して止まない月。そこで今回は月面着陸の歴史とこれからについて、現役で宇宙開発に携わる専門家に解説してもらいました。
こんにちは、日本唯一の宇宙ビジネス×デジタルコンサルベンチャーDigitalBlastのnote編集部です。
今回は夏休み特集第2弾!宇宙の中でも注目度が高く、近年活発化している月への挑戦「アルテミス計画」について解説していきます。
学生のみなさまは、まだぎりぎり間に合う!?夏休みの自由研究の材料に。
大人のみなさまには夏の学びに、開発が加速する宇宙について楽しく学んでみませんか?
第1弾「日本初はもうすぐ!?月面着陸について宇宙の専門家が解説!」はこちらから
※こちらの記事の内容は公式YouTubeチャンネル「スペース・コラボ | Space Collaboration」でご紹介した情報をもとに構成しております。
「アルテミス計画」とは?
最近ニュースでよく聞く、「アルテミス計画」という言葉。みなさまも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
アルテミス計画は、1960~1970年代に行われたアポロ計画をなぞりながら、さまざまな場面で月を利用する計画として始まりました。
現在はまずその一環として、2025年以降に再び人類の月面着陸を目指すことを目標にしています。
そんなアルテミス計画、現在一般にはアルテミス5までの大まかな構想が発表されており、実はその中で第1弾となるアルテミス1は、すでに2022年11月に実施され、無事ミッションを成功させているんです。
その次に待っているのがアルテミス2。前回は無人でのミッションだったところを、今度は有人で月の周りを周回することを目標としています。こちらは2024年ごろの実施が予定されているそうです。
約50年ぶり!?有人の月面着陸へ
さて、無人での月探査はもちろん楽しみですが、「じゃぁ次に人が月に行くのはいつなの?」と気になりますよね。
先ほど紹介したアルテミス2の次の段階におけるアルテミス3では、なんと約50年ぶりとなる有人での月面着陸を計画しているそうです。
さらにこれまで月面に降り立ったのは実は全員男性。アルテミス計画の中では女性の到達というのも目標としており、すでに月に向かう予定の女性宇宙飛行士が発表されています。
月面着陸のその先は?
3回目で月へ降り立つ…ではその後は?
このアルテミス計画は、月に人が降り立つことだけが目標ではありません。
さまざまある目標の中で、「ゲートウェイ」を作ることも大きな計画の一つです。
ゲートウェイとは月面に人が住む前に、月の近くに作る拠点のこと。
そのためアルテミス3で有人での月面着陸に成功したら、今度はこの拠点を作り、そこに人を送り込むことが目標になります。
【考察してみた】なぜ月面着陸は成功しなかったのか
アポロ11号が1962年に初めて有人で月面着陸し、1972年に最後に有人での月面着陸に成功してから今まで約50年間、月に降り立った人はいません。
なぜそんなにも長い間、有人月面着陸は成功しなかったんでしょうか?
日々宇宙開発を行う専門家がその要因を考察してもらいました。
なんとその理由は「宇宙開発の目的」にある…!?
気になる理由についての専門家による考察は、公式YouTubeチャンネル「スペース・コラボ | Space Collaboration」で公開中の「宇宙ラジオ」で詳しくお届けしています。
まだまだ計画の初期段階であるアルテミス計画をはじめ、さまざまな構想が発表され、私たちをわくわくさせてくれる人類の月面探査からは、これからも目が離せません。
みなさまも次の挑戦までに、ぜひ月について学んでみてくださいね。
「スペース・コラボ」では宇宙に関するニュースをピックアップしてお届けする「SPACE7」や、宇宙業界で働く社員の生の声を配信するラジオ番組「おしゃべりプラネット」など個性豊かな動画をお届けしております。
この機会に、今話題の宇宙について知ってみるのはいかがでしょうか?
DigitalBlast公式noteでは今後も宇宙が身近になる記事を公開していきます。
ぜひ次回もお楽しみに。