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新卒が直撃vol.1_大手コンサルファーム出身役員に聞いた!"過去の成功・失敗体験"

はじめまして!デジタルブラストに新卒で入社しました、植村です。
今回は複数のコンサルファームを経てデジタルブラストに入社した執行役員 齋田の登場です。
「これまでの成功体験や失敗体験」というテーマでお話を伺い、齋田の人柄やデジタルブラストの雰囲気について迫りました。

―はじめまして。今日はよろしくお願いします!
早速ですが、齋田さんの経歴について簡単に教えてください。

はい。アメリカのソフトウェア会社の日本法人に新卒で入社して、管理系の仕事を2年間担当しました。そこで「つまんないな」と思って、外資系のコンサルティングファームに転職をして、以降はずっとコンサルを続けています。その後、働いていた会社が吸収されて体制が変わってしまったことがきっかけで、退職しました。
その頃から、自分個人の実力で評価されたい、自由さがある環境で働きたいという気持ちがあり、新しいことに挑戦したいと思い始めました。国内のコンサルティングファームで9年働いた後、自分で事業を作ったり、出来たばかりの会社を大きくしたりする、というキャリアに興味を持ち始めました。その後、知り合いのコンサル会社の立ち上げ等をしていたのですが、気付いたらデジタルブラストに入社していました。社長の堀口は、以前いたコンサル会社の同僚です。経歴はめちゃくちゃですよ。

―途中の「つまんない」というのはどのあたりがつまらなかったのでしょうか?
つまんないというか、慣れちゃうのが嫌なんです。安住の地にいると、張りがなくなってしまう。もっと新しいチャレンジをしたくなってしまうんですよね。

―数々の会社を経験して「宇宙ビジネスコンサルティング」をやっているデジタルブラストに入社されたのは、なぜでしょうか?
宇宙に興味があるわけではなかったです。新しいことに挑戦したいという気持ちがあって、それが叶えられそうな環境だと思い入社しました。あとは、社長の堀口がずっと誘ってくるからです。

―齋田さんの新しいことに挑戦したいという気持ちが、デジタルブラストの目指すところと上手く合致したのですね。
私は社会人になって、これからのキャリアをきちんと考えていかなくてはいけないと思っています。一方で、齋田さんのキャリアをお聞きすると、行き当たりばったりのようにも見えます。今後のキャリアについてはどう考えたら良いでしょうか?
世の中変化が激しいから、計画通りにはいかないですよ。もちろん、ぼんやりとした計画や目標はあったほうが良いです。何歳でどういう人物になっていたいか、いくら稼ぎたいか、といったことですね。
宇宙という分野で生きていくんだ!というような大きな目標があるのなら、目の前の仕事に真摯に対応して、1つずつ成果を積み重ねていくことも大切です。若いうちはやりたいことを主張しても、成果がないとやらせてもらえないですから。まずは、目の前のことでしっかりと成果を上げるのが1番です。

―デジタルブラストは、やりたいと主張すればやらせてもらえる環境だと聞いています。
もちろん、会社としてもそうしていきたいと思っています。
けれども、ビジネスとしてきちんと収益を上げないといけない。その状況の中で、誰にやりたいことをできる環境を提供するかというと、会社に貢献している人や、売上に貢献している人、働きやすさをサポートしてくれる人、になります。やりたいことをやるためには、目の前のことをしっかりやる、というのが大前提ということです。
ただ、やりたくないことをずっとやるのはつまらないから、自分のやりたいことは積極的に発信するべきとは思います。

―齋田さんは、今はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
管轄は人事・採用です。新しい領域をやるにしても、会社の成長と人はセットだと思っています。これまでコンサルをやってきた経験から、コンサルの人がどのようなキャリアを歩みたいか、会社に求めるものは何か、がわかるつもりです。
だからこそ、人事とコンサルを繋ぐ役割を果たせたら、と思っています。現状、これはデジタルブラストの弱いところでもあるので、ここを円滑に回せるようになると会社としても成長できるはずです。
とはいえ、コンサルもがっつりやっているんですけどね。現場に出ていないと、コンサル担当の気持ちも、お客様の気持ちもわからなくなってしまいます。

―それは、齋田さんならではの働き方ですね。
他の業界・会社と違ってデジタルブラストならではの部分はありますか?

物理的に距離感が近いですよね。社長もすぐそこにいるでしょ。社長だから偉いってこともない。社員がいなければ会社も成り立たないですしね。話しやすさという精神的な意味でも距離感は近いです。
あとは、若いです。年齢が上な人でも気持ちが若いですよね。

―確かに、年配の方でも話しやすい方ばかりですね。
では、本題である成功・失敗体験について伺っていきます。これまでのお仕事の中で、齋田さんの1番の成功体験ってなんですか?
成功を何に置くかだと思うんですけど、なんだと思います?

―なんでしょうね……。充実感を得られた体験、とかでしょうか……。
その定義だと、これが成功体験だ!というものは正直ないです。
なぜかというと、コンサルの仕事って、同じ業界でも全く別の仕事で、案件は毎回ゼロからのスタートを繰り返しているからです。どれも等しく仕事をして、どれも等しく達成感を得ています。甲乙を付けられるものではないですね。

―では、自分の立ち回りがプロジェクトにうまく貢献できた、といった小さな成功だといかがでしょうか?
自分の動きで成功したな、という体験は正直あまりないですね。
ただ、一緒に働いていたプロジェクトのメンバーがお客様から認められたり、できないことをできるようになったり、というのを見られるのは自分にとっては成功体験と言えるかもしれません。自分のことよりも、周りの人だったり、チームが評価されたりすることのほうが達成感を感じます。

―失敗体験も同じ理由であまりないでしょうか……?
失敗というか、やっちまったな!というのは1個あります。
昔働いていた会社で、めちゃくちゃ忙しいプロジェクトに配属された時のことです。今ではありえないけれど、2週間寝ずに働いていました。その時、お客様との大事な打ち合わせの予定が入っていたのですが、なんと朝起きたら終わっていたんですよね。しかも転職して1発目のプロジェクトでした……

―(絶句)
私、昨日研修担当の先輩から「客先に行く時に、遅刻は絶対に許されない」と釘を刺されたばかりなのですが……
それは、その後どのように対処されましたか?

起きたら、マネージャーからたくさん電話が入っていました。でも、何が起きているかわからなくて、とりあえず煙草を吸いましたね。
マネージャーに電話したら「生きててよかった」って言われました。しばらく寝てないのを周りもお客様も知ってるから。結果的に大事にはならず、会社の中では大爆笑でした。

―でもそれは、齋田さんがそれまでちゃんと仕事してきているからですよね。普通の人間だったら、許されないと思います
そうですね。目の前の自分ができることを精一杯やっていれば、わざわざアピールしなくても周りは見てくれて、フォローしてくれます。それが中途半端だったら「体調管理をしっかりしろ」と正論を言われるだけですよね。
失敗はそれくらいです。周りから見たら失敗はたくさんあるのでしょうけど、終わったことは気にしないようにしています。

―とにもかくにも、目の前の仕事をしっかりやるのが大事、ということですね。新入社員は失敗するべき、とも言いますが、このあたり齋田さんはどうお考えですか?
失敗なんてしないほうがいいに決まっていますよね。上手くいったらなんで上手くいったかを考えれば良いだけなので、あえて失敗しに行くことはないです。
まぁ、「新入社員は失敗すべき」という言葉は、「自分の今のレベルから背伸びしてチャレンジせよ」ということだと認識しています。確かにこれはたくさんしたほうが良いです。その結果、失敗するかどうかは重要ではないですね。
上手くいった理由、あるいは上手くいかなかった理由を考える、というのは、仕事においては意識したほうが良いです。プロジェクトでお客様に評価された時には、自分個人がどう役に立ったのかを気にするべきです。全体はうまくいったけど、個人は何もやっていないということはありがちですからね。お客様が優しかったという環境も要因になるし、たまたまトレンドに乗れただけってこともあります。自己評価を間違えないようにしたいですね。

―では、齋田さんの過去の失敗である「遅刻」について考えると、これは何が理由だったのでしょうか?
無茶しちゃいかん、ということですね(笑)。その時に「無理はしていい。無茶はするな」と言われました。本当にその通りです。
でも無茶をした経験があるから、体のコントロールはしやすくなりました。これ以上は駄目だというラインがわかるようになったように思います。

―無茶しない範囲で精一杯頑張る、ということですね。ちゃんと過去の経験が今に生きています。
デジタルブラストでは、失敗した人に対する反応はどのような感じでしょうか?

失敗の種類によりますね。やることをやっての失敗なら、誰も咎めないです。笑って終わり。だけど、日頃からやるべきことができていない、社会人としてのマナーがなっていない、というミスが積み重なると、しっかりしろよ、ということになってくる。

―失敗の過程を見たうえで、注意すべきところは注意していくという感じですね。
それはしていかないと会社としてもマイナスですし、個人としても成長できないですよね。結果というより過程を見たいと思っています。結果は運もありますから。一緒にやっている人はそういうところもきちんと見ています。

―デジタルブラストの雰囲気も知れて嬉しいです。
では、この記事は就活生も見てくださるということなので、どんな人と働きたいかを教えてください。

明るくて元気な人、かな。
暗い人といると自分も暗くなってしまいますよね。明るい雰囲気の人がいてくれると、こちらのモチベーションが落ちていても、一緒に頑張ろうと思えます。
頭が良い人ももちろんありがたいのですが、長期間一緒に働くなら、共に成長しながら働きたいです。

―最後に、私たち新卒に向けて、どのようなことを意識しながら働いてほしいと思いますか?
会社のために働く必要は全くない、ということですね。自分のために会社や上司、制度を活用し倒せば良いと思っています。人の顔色を窺ったり、立場によって対応を変えたり、そんなことはせずに正直に頑張ってください。嫌だなって思ったらやめたらいいですよ。
とはいえ、ずっとこの会社で成長していきたいと思ってもらえる環境を作りたいですね。

齋田さんの全力でお仕事をされる姿勢や、チャレンジ精神に溢れているところ、切り替えが上手なところ、どれも憧れます。一朝一夕に身につくものではないですが、目標にさせていただこうと思います。
また、社会人としてのキャリアを考えるうえでも参考になる話が盛り沢山でした。
デジタルブラストの雰囲気も、齋田さんの人柄も知れて、これから働くことが益々楽しみになりました。目の前のお仕事と真摯に向き合おうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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