初めてのカメラ選びに困ったら「OM-D E-M5×45㎜F1.8」をお勧めしたい理由
こんばんは、デジナスです。
今回は、2年前に購入して1年程使用した率直な感想をタイトルにしてみました。
2024年にもなって、10年以上前に発売された初代OM-D「E-M5」を、なぜお勧めしたいのか、簡単にまとめてみました。
①軽くて小さくて性能が良くて頑丈
マイクロフォーサーズといえば、小型のセンサーサイズによるボディ形状とレンズ群でコンパクトな構成が可能なシステムです(最近はちょっとアレですが・・・)。皆さんも十分ご理解があると思いますが、カメラは重さを理由に持ち出さなくなったらただのオブジェです。やがては「スマホで十分」マインドになっていきます。
このE-M5は本体重量373gで、男性なら手のひらサイズ、さらに防塵防滴性能と5軸手振れ補正など、現行カメラと比較しても十分な性能を持っていることがわかります。何より、昔のカメラって今と比べて壊れにくい気がします。
②小型レンズが手頃な値段で手に入る
レンズは種類が豊富にありますので、全てに該当するわけではありませんが、個人的には「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」がベストバイです。とにかく、小型で116gと軽量かつ単焦点レンズの描写力が堪能できる代表レンズです。2024年現在で、新品なら2万円台、中古なら1~2万円台で入手できるようです。
このシステム(本体+レンズ)の重量は500g以下。数字以上に手に取った時に「軽さは正義」の意味がよくわかると思います。
③描写力が高い
この言葉を聞いた時、「何を基準に?」と思う方もいると思います。
・値段に対してなのか?
・単焦点レンズとしてなのか?
・マイクロフォーサーズとしてなのか?
・自分基準としてなのか?
これについては作例をみてもらって、感じたままで評価してもらうのが一番だと思います。「これならスマホで十分」と思うも良し、「フルサイズの方が圧倒的」と思うも良しです。私はRAW現像を一切しないので、JPEG撮って出しで載せておきます。よかったら参考に見てください。すべて「E-M5×45mm F1.8」です。
④本体価格が手頃
昨今の物価高に伴うカメラ機材の高騰は、なかなか趣味としては入りにくい価格になっている印象です。そんな中で、私が2年前に手にした時のE-M5は良品で2万円台でした。今はもう少し値上がりしているかもしれませんが、それでも現行のエントリー機を購入するよりはお得かと思いました。ただし、メーカー修理は2021年に終了していますので、オークションなどで検索する際はご注意ください。
いかがでしたでしょうか?カメラを始める時の理由は人それぞれだと思いますが、結局のところは「写りに満足できるか」の割合が大きいと私は感じます。
まずは持ち出す、そして撮ってみる。その繰り返しの中でだんだんと自分らしさが引き出され、やがて写りの満足に変化していく。その過程を楽しむ上で、E-M5のようなカメラは入門機としてお勧めできる一台です。