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アフィリエイトに「広告」表記は相応しくない。
「広告は広告クリエイティブをメディアに掲載することによって対価が支払われるものである。そのの対価は掲載であり、閲覧可能な場所に掲載することによって広告としての対価が発生するのである。一方、アフィリエイトは売上などの成果に対して対価が支払われるビジネスモデルである。掲載のみではその対価は発生しない。
従ってアフィリエイトは広告ではない」
と言うのが媒体社と広告会社を主たる会員とするJIAA(日本インタラクティブ広告協会)での基本的な考え方。
アフィリエイトに関する団体は一般社団法人日本アフィリエイト協会(JAO)として別に存在をしている。
だから「アフィリエイト広告」という言葉そのものをJIAAでは一切使っていないし、アフィリエイトに関する取り決めについても協力はするものの基本的には関与していない。
よってJIAAにはアフィリエイト企業やアフィリエイターは会員として参加していない。
アフィリエイトに「広告」表記を求められても、おそらく両団体とも困惑するよねぇ、とは思うのだけど、ちょっと放置もできないような状況なのは確かなのだなぁと。
JIAAとしてもアフィリエイトに「広告」と表記されても、アフィリエイトは広告じゃないという立場だから、広告じゃないものに広告という表記は相応しくないし、JAOとしてもJIAAとは別に活動を行ってきたわけで今更「広告」と表記するのは抵抗があるんじゃないかなって気がする。
アフィリエイトで問題になっていることは、虚偽や誇大な宣伝が問題になっているとこの記事では書かれているけど、「広告」と表記すればそれによって消費者が惑わされてしまうという実態が防げるのか?といわれれば、そうはこん根本的な解決にはならない。
「広告」とアラートをつけるよりも、虚偽や誇大な宣伝をしないように基準やペナルティーを作っていくしかないんじゃないのかねぇと言う気もするわけです。だってそんなの、広告と書いてあるから虚偽や誇大な可能性があるので消費者の皆さんだまされないようにしてね、なんていう危険信号のための「広告」表記のように思えてしまう。
違うだろ、それは!!
とはいえ、アフィリエイトが成果に対して対価が支払われるものであるのだから、ある意味「販売を目的としている」「セールス」であるという表記はあってしかるべきだとは思う。
虚偽・誇大な宣伝が横行、アフィリエイトに規制…「広告」と明記求める(読売新聞オンライン)#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d70d1ec8728cc52b8671fa803c75ccb03259d1