医療従事者が選ぶべきパソコンはMacではなくWindowsである悲しい理由

パソコンを選ぶときに最初に考えるMacかWindowsか問題.

実はこれを考えている時点でMacを検討している人が多い.

Windowsを考えている人はMacにするかどうかなんて考えていないのです.

筆者もほんとはMac派です.

そんな筆者ですが,ガジェットブロガーなので,Windowsも(もちろんMacも)持っています.

両方使ったうえで療従事者はMacよりWindowsを選ぶべきであることに気づいてしまったのです.

メインブログを見ていただければわかるのですが,筆者はiPad勉強を生業としています.

iPadを使っている以上,Macを使いたいのは当然です.

最初はMacとiPadを一緒に使っていました.

ユニバーサルクリップボードなど便利な機能が使えてとても便利でした.

しかし・・・・・

実際にApple製品をよく使う筆者でもメインパソコンはWindowsに切り替えています.

医療従事者がWindowsを選ぶべき理由は非常に悲しいことですが,医療業界のアップデートが超遅いこと,個人情報保護のせいで自分のパソコンを使える時間が短いことです.

医療業界のデジタル事情は10年遅れ

いまだにVGAなんて古いアダプターしか対応してないプロジェクターが残存していたり,PowerPointは4:3じゃないといけないという人がいたり,学会指定のOfficeが2013年版であったり.

全くアップデートされない業界です.

パソコン自体が古いことも多いです.Macにアレルギーを示す人も多すぎます.

パワポがメインの用途

医療従事者(私の知る限り,少なくとも医師について)はパソコンの主な使用用途はパワーポイントでの発表です.

持ち込みで発表しようにも,HDMIすら対応していない古いパソコンでUSBメモリをさして発表するように指示されたりします.

このような場合には残念ながらOfficeの互換性の問題からWindowsが有利になったりします.


医療従事者に立ちはだかる個人情報保護の壁

医療業界のデジタル要素のアップデートが遅いのは個人情報保護の観点からシステムの入れ替えがとてもしにくいのも一つの要素です.

この個人情報保護の観点から仕事でつかえる端末が病院のものに限定されるのも事実です.(電子カルテなのでしょうがないです.)

他職種ならば自分のPCで仕事ができるところを,医療従事者は大半の時間を病院のWindowsで使わなくてはならないのです.たとえ自分のパソコンがMacでも.


結局,道具は習熟度

パソコンも一つの道具なので,習熟度が重要になってきます.

イマイチな人でも10年目になれば,そこそこ仕事ができるようになるように「慣れ」は仕事の効率を上げる重要な要素です.

医療従事者は病院でWIndowsを使い続けないといけない以上,慣れの問題からメインPCもWindowsがおすすめなのです.


iPadは操作法が違うので別腹

筆者が現在採用しているのはパソコンはWindowsでタブレットなどはiPad,iPhoneを使っています.

iPadをメインPCに近い運用にして,Windowsは資料作成時のサブ機という位置づけです.

時代遅れのVGAアダプタにつながったPCでプレゼンさせられそうになっても,Windowsで作成したパワポをiPadに送って,iPadの変換アダプタをかませて,iPadで発表しちゃいます.

iPadのOfficeも最近はそこそこ使えるので発表だけなら全く支障がありません.

資料作成には若干不安があるので,Windowsで作成します.

ついでにiPadがどうしても相性が悪くて使えないときようにWindowsも持っているという使い方です.

まとめ

医療従事者のメインPCには習熟度の観点からWindowsパソコンがおすすめです.

もちろん2種類使える楽しさを感じる筆者のような人はパソコンも2台持ちして楽しみましょう.(筆者はパソコン3台持ちです.)

パソコンの選び方などはボチボチまとめていきます.


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