逆・タイムマシン経営論
DSXコンサルティングの横尾です。
本日、ちょっと時間があったので、DX EXPO/BUSINESS INNOVATION JAPAN@東京ビッグサイトへ行ってきました。
人の集まるイベントは久しぶりだったのですが、満員盛況という感じで、ようやく新型コロナの影響がなくなってきたなと感じました。
今回のお目当ては、一橋大学の楠木先生の講演だったのですが、20分前にセミナールームに行くとすでに長蛇の列。。。
とはいっても、予約しているので席はあるはずで、ちょっと待った後に首尾よく講演台の前の席をゲット。
楠木先生は人気の先生ですので、話自体は聞いたことがある内容でしたが、面白かったですね。
日経ビジネスの創刊号から見直したけど、創刊当時から「〇〇に仕事を奪われる!」という記事が出ていたそうで、今の「AIに仕事を奪われる!」とまったく同じ記事の内容だそうで。
「日本式経営の終焉」も50年以上前から言われているそうで、毎年言われていても大丈夫な日本経済は最強なのかもしれません。(笑)
おなじみの「飛び道具トラップ」や「遠近歪曲」などの言葉も出てきて、興味深い話をしていただけましたが、やっぱり、「手段の目的化」があちこちで起きているのが問題なんだろうなと感じましたね。
「サブスク」モデルへの転換やらChatGPTの活用やらいろいろと言われていますが、ツールを入れること(手段)が目的なのではなく、目的を達成するために適切なツールを適用することが大事なんですよね。
この辺は、いろいろな有識者の方が言っているのですが、やっぱり、ツールの採用から入る人が多いのはなんでなんでしょうね。
日本人はブームに乗っかりやすいところがあるのですが、こんな本が売れているとか。楠木先生は「XX(ダブルエックス)」という本を出そうかなんて冗談を言っていました。(Xは何でも入る変数の意味として)
講演の後に会場を一通り見たのですが、半分くらいはChatGPTの話をしていた印象です。楠木先生の言っていたことがここでも起きているなぁと思いつつ、会場を後にしたのでした。
さて、しつこいようですが、セミナーの周知です。
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