布物ハンドメイド作家の確定申告と2023年振り返り
やっと2023年の確定申告が完了しました!
結論から言うと、なかなか厳しい結果💦
昨年よりうん十万円売り上げが落ちたのと
広告宣伝費がかさんだのもあり
利益も振るわずです。
過去に上手くいっていた年があっても
翌年同じことをやれば
同じ売り上げになるとも限らず
上がったり下がったり。
これが、商売の面白さと苦しさですね。
昨日母に話をしたら
「商売なんて、運よ。すべては、運!売れるかどうかも運!だからコントロールしようなんて、到底無理!」
と言われて、大喧嘩になりそうでした(笑)
そんなテキトーな感じのことを言う母ですが
実はもの凄いやり手。
接客販売や仕入の目利き、行動力がすさまじく
デパートやスーパーで働けば売り場全国一位
常にお客さんに指名され
50歳過ぎではじめたリサイクルショップは大繁盛で、小さなお店に毎日人が溢れていました。
特にディスプレイの魔術師
商品が全く同じなのに毎日別の店に来ているかのように、朝一番に商品のディスプレイを変えるんです。
何も新しいものは入荷していないのに
昨日と同じお客さんが店にやってきて
楽しい!新鮮!と
沢山お買い物をしていく。
そんな母が言う
「商売なんて、運!コントロールなんてできない!」
からこそ、毎日毎日お客さんに向き合って、お客さんに自信をもってお勧めできる大切な商品を魅力的にディスプレイして、必死に商売してれば「運」がついてくる。
「まぐれ」という意味の「運」ではない
「運」を引き寄せられるように必死に商売する
そうすれば「運」を自分で作ることができる
そんな価値観なのかな?と思います。
母のやっていた大繁盛のリサイクルショップは
親の介護のために閉店しましたが
その数年後近くに大型のリサイクルショップが2店舗もオープン。
母にとっては、それも「運」が良かっただけ、という解釈かもしれませんね。
ずいぶん脱線してしまいました。
話を確定申告に戻します。
2023年のテーマは、広告。
主にGoogle、creemaに広告予算を投入。
Googleショッピング広告は苦戦、creemaはボチボチでした。
Googleショッピング広告の苦戦の理由はこれじゃないか?と予想しています。
私の作っているものはオーダーメイドがメイン。
すぐにカートに入れて購入するという流れが作りにくい商品です。
商品写真を見てすぐにカートに入れて購入したいと思っても、オーダーのための情報を調べないと購入できません。
お客さんが求めている購入方法と、私の注文の取り方がマッチしていなかったかもしれません。
Googleはショッピング広告ではなく、商品理解を深めてもらうランディングページへの広告出稿の方が相性が良かったんじゃないかと分析しています。
逆にcreemaに来るお客様は、ハンドメイド前提。
母数が少なくても、私の商品との相性が良いお客様が集まっているため、成約率が上がりやすい印象です。
次にかなり落ちてしまった売上。
minneがかなり振るわず。。。
正直minneの売上減が、全体の売上減に直結してしまった感じです。
同じ月でも、minneで2022年は数十万あったものが2023年ではゼロ。こんな、びっくりな状態が起きました。
とにかく、検索結果に出てこない!
数年前は、常に検索上位に入っていたのですが、
一晩で300位くらい落ちたことも。
その後も年々下がっていき、2023年は自分でも見つけるのが面倒になるくらい下の方に順位が落ちました。
タイトル、文章やタグはちょくちょく見直しているのですが、ほんと上がらなくなりましたね。
おススメ順のアルゴリズムが全く読めない。。。
同ジャンルの作家も数年前に比べて3倍。
私のようにセミオーダー中心で新作を出す機会が少ない作家にとっては、新作出品時の上位表示の恩恵を受けることも難しいため、minneも広告出稿の流れに向かっている気がします。
全体の売り上げは下がりましたが
海外向けの売り上げは確実にのびてきています。
そんなわけで、2024年はcreemaと海外を中心に展開を広げていく予定。
同時に、プラットフォームの検索アルゴリズムに振り回されないようにSNSも頑張っていかないと。
これが、一番難しい。。。