「――(ダッシュ)」と「ーー(長音)」の違いに注意。とくにMacユーザー
文章の書き方のひとつに「――(ダッシュ)」を使って説明の挿入や余韻を表現する技法があります。
これを使う・使わないは自由ですが、Macで文章を書いている人はとくに注意しないといけません。それが「――(ダッシュ)」と「ーー(長音・伸ばし棒)」の違いです。
じつはこの長音(ー)、MacやiPhoneでよく使用されているフォントだとダッシュ(―)との区別が付きません。
しかし、Windowsのフォントだと「なぜこの人は長音をこんなところに入れてるんだろう?」と思うくらいには不自然な表示になります(リーダー状態で読んだ場合はiPhoneでも同様の表示になります)。
例えばこの記事です。
それぞれをMac、iPhone、iPhone(リーダー)、Windowsで表示した画像を掲載します。
MacとiPhoneでは「――(ダッシュ)」に見えますが、リーダー状態やWindowsではどう見ても「ーー(長音)」です。言葉に出して読むと「CESで初登場うう」という感じでしょうか。
いちいち「ダッシュ」と入力して変換するより、キーボードを2回叩くだけで入力できる長音の方が手間がかからなくてすむのは分かりますが、それではわざわざこの表現技法を使っている意味がありません。
せっかく使うのであれば正しい使い方を。できないのであればユーザーに変な気持ちを抱かせてしまうので使わない方が良いです(IMEによっては「ー(長音)」から「―(ダッシュ)」に変換できます)。
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