デジタル田園タウン研究会_第11回(20230721)
デジタル田園タウン研究会(第11回)を開催しました。
当日の研究会の概要をご紹介いたします。
概要
日時: 2023年7月21日(金)13:00-14:30
参加者:デジタル田園タウン研究会メンバー
講演者: A-Drive株式会社 岡部社長
テーマ: モビリティ、MaaS、AIオンデマンドバスの動向
各地域のモビリティ関連の問題意識
矢吹町の取り組みと課題
矢吹町では地方都市特有の車社会において、公共交通の利用が少ない現状が課題とされています。特に、高齢者や交通弱者の支援が求められており、コミュニティバスとAIオンデマンドバスの導入に向けた実証実験が進行中です。
狛江市の取り組みと課題
狛江市では交通インフラが整っているものの、細部における問題が指摘されています。特に、小田急線沿線での減便問題や、狭い道路による交通難が課題です。現在、多摩川エリアでのグリーンスローモビリティの実証実験が計画されています。
塩尻市の取り組みと課題
塩尻市では、自動運転とAIオンデマンドバスの導入が検討されており、地域交通のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進行中です。特に、ステップ君というコミュニティバスの利用促進と、自動運転の社会実装に向けた取り組みが行われています
講演内容
三菱商事とA-Driveの取り組み
三菱商事が取り組む地域交通DXと自動運転技術の展開について講演。特に、オンデマンドバスの普及と、大型自動運転バスの開発が進められていることが強調されました。
自動運転技術の社会実装
三菱商事とA-Driveは、自動運転技術の社会実装に向けて、福岡空港での実証実験を実施しています。特に、大型バスの自動運転化が進められており、2025年を目標に社会実装が進行中です
質疑応答およびディスカッション
質問: 交通弱者や高齢者の移動支援に関する課題と解決策について教えてください。
回答: 交通弱者支援や高齢者の移動支援の重要性が強調されました。特に、地域住民のニーズに応じた交通手段の提供が求められており、デジタル技術を活用した効率的なサービス提供が期待されています。
以上