イギリス、CPTPP加盟発効へ
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年08月30日に、イギリス政府は2024年08月29日に、49日という史上最短政権であったイギリスのリズ・トラス元首相(Former Liz Truss British Prime Minister)の努力と貢献が目立った「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)」への参加について、2024年12月15日までに批准手続きを経て、発効すると発表したと報告した。
2018年のCPTPP発効以来初の新規加盟で、ヨーロッパからの参加は初めてとなる。
イギリスは2021年02月に加盟申請し、2021年07月に正式に加盟条約に署名していた。加盟にはイギリス政府と少なくとも他の加盟6カ国による批准が必要だが、ペルーが6番目の加盟国として批准した。
イギリスがCPTPPに参加すれば、ウイスキーや自動車を含むイギリスからの物品輸出のうち99%で関税が撤廃される。イギリス政府は、GDP(Gross Domestic Product/国内総生産)が長期的に約£20億押し上げられると見込んでいる。
ただし、私の場合、個人的には、ウイスキーはドクター・ストップ。自動車は運転免許を廃棄している。フライドフィッシュは嫌いだ。
CPTPPには日本とオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、メキシコ、ペルー、チリの11カ国が参加。これまでに中国と台湾、エクアドル、コスタリカ、ウルグアイ、ウクライナも加盟を申請している。
https://europe.nna.jp/news/show/2699730
https://www.gov.uk/government/news/uk-to-join-cptpp-by-15-december
https://www.reuters.com/world/uk/britain-says-cptpp-agreement-come-into-force-by-dec-15-2024-08-29/
https://www.devdiscourse.com/article/business/3067743-uk-secures-final-ratification-to-join-cptpp-by-december-15