見出し画像

中国の実験が示す核シェルターの現状と、地球を貫通する兵器の台頭。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2022年04月08日に、地下の防衛施設を標的とした核爆発の「実際の影響を著しく過小評価した」現在の工学的基準が論文で示されたと報告した。

https://time-az.com/admin/edit/76672

主要な核保有国は、景観を汚染する放射性降下物をほとんど生成しないため、低収量のバンカーバスターへの関心を高めている。

このプロジェクトに携わる軍事科学者によると、中国は核バンカー破壊兵器による攻撃をシミュレートし、極度に深い場所に建設された防衛施設にもどのようにダメージを与えるかを学ぶための新しい研究施設を建設した。

過去には、数百メートルの深さに埋められたシェルターは核兵器に耐えられると評価されていたが、中国の実験施設は、地表から2km(1.24マイル)以上のトンネルが破壊される可能性を示している、と研究者は述べている。

ある実験では、地中貫通型核兵器の有効打撃5回分を受けた後、模擬トンネルはほとんど崩壊してしまったが、これはかつて不可能とされていた結果であった。

これで、核兵器の所有は、核兵器の抑止力になるという論理が否定された。

いいなと思ったら応援しよう!