オス同士のフラミンゴカップルがふわふわのヒナを一緒に子育て中
オス同士ハフポスト(Huffpost)の日本語版は2024年08月19日に、イギリス・デヴォン州のペイントン動物園(Paignton Zoo, Devon, England)で、オスのフラミンゴ(flamingo)カップルが生まれたばかりの新しい家族を育てていると報告した。
有精卵の卵をオス同士のフラミンゴカップルが返し、子育てするのは、不思議なことではないようだ。
ペンギンでも、メスが卵を温めるのを拒放棄してもオスが返すことを聞いたこともある。
ペイントン動物園の鳥類担当ピート・スモールボーンズ(Pete Smallbones, Head of Birds at Paignton Zoo, Devon, England)は、カーティス(Curtis)とアーサー(Arthur)は他のカップルが放棄した卵を育てたのではないかとプレスリリースでコメントしている。
鳥類、特にフラミンゴとペンギンの同性カップルによる子育ては、これまで何度も観察されている。
イギリスのグロスターシャーにある野鳥&湿地トラスト(Gloucestershire Wild Birds and Wetlands Trust, England)では2007年、オスのフラミンゴカップルのカルロス(Carlos)とフェルナンド(Fernando)に放置されていた卵が与えられ、2羽は念願だった子育てを始めた。カルロスとフェルナンドはそれまで、他のフラミンゴペアから盗んだ卵を温めてかえしていた。
また、イギリスやオランダ、スペイン、アメリカなど世界各地の動物園で、同性のペンギンカップルによる子育てが観察されている。
スモールボーンズは、カーティスとアーサーが子育てを始めたことに驚いた鳥部門の飼育員はいなかったが、他の部門ではびっくりされたとガーディアンに述べている。
セックス。出産の間に「卵」が物理的に加わる鳥は、オス同士のカップルができやすいのかもしれない。
また、フラミンゴやペンギンはコロニーが大きいことも影響しているかもしれない。
我々が知らないだけで、コロニーで移動する鴨やアヒルでも、同性カップルの子育てがあるかもしれない。
もしかすると恐竜も、セックス。出産の間に「卵」が物理的に加わるので、同性同士のカップルがあったかもしれない。
いつかそのような痕跡の化石が見つかるかもしれない。
イギリス・デヴォン州のペイントン動物園(Paignton Zoo, Devon, England)の緯度、経度。
50°25'38.6"N 3°34'53.7"W
または、
50.427400, -3.581589
https://www.huffingtonpost.jp/entry/flamingo-dads-hatch-chick_jp_66c2b955e4b01f129b9fc728?utm_source=cordial&utm_medium=email&utm_campaign=hp-intl-jp-daily-brief_2024-08-19&utm_term=jp-daily-brief&email_hash=e179f1fec21b06ff158c35d77cc5e102559fd705
https://www.devonlive.com/news/devon-news/paignton-zoo-amazed-same-sex-9476111
https://www.theguardian.com/world/article/2024/aug/12/pair-of-chilean-male-flamingos-hatch-egg-at-devon-zoo
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f45b93ac5b697186e2e16bb
https://www.huffingtonpost.jp/entry/penguin-stolenegg_jp_5dd35047e4b082dae812f72aのフラミンゴカップルがふわふわのヒナを一緒に子育て中