PANTONE、2022年のカラー・オブ・ザ・イヤーを発表。

画像1

DesignTAXIは2021年12月09日に、今年も残りわずかとなり、PANTONEは2022年に向けて、毎年恒例のカラー・オブ・ザ・イヤー(Color of the Year)を発表した。
今年、PANTONEは「Very Peri」という色を選んだ。これは、落ち着いた印象を与えながらも、バイオレットレッドのアンダートーンが生き生きとした印象を与えるペリウィンクルブルーである。

画像2

この色は、既存の色相データベースを利用するのではなく、まったく新しい色を作るのは初めてのことで、青の持つ不変性と赤の持つ刺激性を融合させることで、自由でありながら力強さを感じさせる青が生まれたと報告した。

https://time-az.com/main/detail/75789

パントン・カラー研究所(PANTONE Color Institute)の副社長であるローリー・プレスマン(Laurie Pressman)は、「教育用カラープログラムであるPANTONE Color of the Yearの歴史の中で、初めて新しい色を作ったことは、世界的な革新と変革が起きていることを反映しています。」と解説した。

画像3

「社会が色を重要なコミュニケーションの手段として認識し、アイデアや感情を表現したり、影響を与えたり、人を惹きつけたり、結びつけたりする方法として認識し続けている中で、この新しい赤紫を含んだ青の色相の複雑さは、私たちの前に横たわる広大な可能性を強調しています。」と述べている。

画像4

社会が長期にわたる孤立状態から抜け出す一方で、「Very Peri」は、日常生活の概念が変化し、物理的な生活とデジタルな生活がより絡み合う、私たちが生きている変革の時代を象徴している。

この「最も幸せで温かみのある青」は、現代生活の複雑さと融合、そして「新しさの力強さ」を表現している。

パントン・カラー研究所エグゼクティブ・ディレクターであるレアトリス・アイズマン(Leatrice Eiseman)は、「PANTONE 17-3938 Very Periの選択は、信頼され、愛されているブルーのカラーファミリーに新しい視点とビジョンをもたらします。PANTONE 17-3938 Very Periは、ブルーの性質を持ちながら、同時にバイオレットレッドのアンダートーンを持ち、勇気ある創造性と想像力豊かな表現を促す、陽気で楽しい態度とダイナミックな存在感を示しています。」と説明している。

画像5


いいなと思ったら応援しよう!