ウクライナの製鉄所内の守備隊が降伏を拒む。
AP通信は2022年05月06日に、ウクライナのマリウポル(Mariupol)の巨大な製鉄所の地下トンネルでロシア軍と戦っているウクライナの戦闘員は、執拗な攻撃に直面しても降伏を拒否し、ある司令官の妻は、彼らは「最後まで立ち上がる(stand till the end)」と誓ったと述べた。
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ロシアの猛攻で廃墟と化した戦略的港湾都市のウクライナ最後の砦での戦いは、プーチン大統領が2022年05月02日月曜日の戦勝記念日に合わせて、ロシア国民に戦場の勝利を見せたい。あるいは戦争の激化を発表したいという憶測が広がる中で、ますます絶望的な様相を呈しているように見えた。
「彼らは降伏しない(They won’t surrender,)」カテリーナ・プロコペンコ(Kateryna Prokopenko)は2022年05月06日木曜日に、製鉄所防衛のリーダーである夫と電話で話した後、「彼らは奇跡を願うだけです。(They only hope for a miracle.)」と言った。
彼女は、夫であるアゾフ連隊長のデニス・プロコペンコ(Azov Regiment commander Denys Prokopenko)が、彼女を永遠に愛すると言ったという。「私は気が狂いそうです。別れの言葉のように思えました(I am going mad from this. It seemed like words of goodbye,)」と彼女は言った。
ウクライナ軍参謀本部(Ukrainian military’s General Staff)は2022年05月06日金曜日に、「アゾフスタル地域の防衛軍部隊の封鎖は続いている(the blockade of units of the defense forces in the Azovstal area continues)」と述べ、ロシア軍は航空支援を受けて、広大な工場を制圧するための攻撃作戦を再開したと発表した。
全滅作戦をロシアが開始した。
いつまで続く、そして、どうなる。
ウクライナのマリウポル(Mariupol)の巨大な製鉄所(Mariupol’s immense steel plant/Metalurhichnyy Kombinat)の緯度、経度。
47°08'24.8"N 37°35'39.0"E
または、
47.140208, 37.594161