ネパールのKPシャルマ・オリ首相は2024年12月02日に中国訪問を開始する。
Kathmandu Postのアニル・ギリ(Anil Giri)は2024年11月23日に、ネパール代表団は北京でBRI実施計画とトランス・ヒマラヤ連結プロジェクトを推進すると報告した。
ネパールは、2024年12月02日から始まるKPシャルマ・オリ首相(Prime Minister KP Sharma Oli)の中国公式訪問中に、BRI(the Belt and Road Initiative/一帯一路構想)に基づく共同プロジェクトを含む、国境を越えた重要なインフラと接続プロジェクトに取り組む準備を進めている。
中国の李強首相(Chinese Premier Li Qiang)の招待を受け、オリ首相は北隣国を訪問している。双方は議題の交換と、訪問終了時に発表される共同声明の草案作成を開始している。
「我々は中国側から共同声明と訪問議題の草案を受け取った」と外務省の高官は述べた。「しかし、議題を確定し、共同声明に関するコメントを中国側に送る作業はまだ終わっていない」
中国側は、他の提案の中でも、ネパールへの予算支援として US$2,000万の補助金を申し出ているが、財務省はその額に不満を表明している。
各省庁の複数の関係者によると、ネパールは一帯一路構想の枠組みの下で開発されるプロジェクトの長いリストと、その他の国境を越えたインフラや接続性関連のプロジェクトを準備している。これには、過去の高官訪問で合意されたプロジェクトの実施も含まれる。
作成中のネパールのリストでは、BRI実施計画の署名が最優先課題となっている。現在、ネパール会議派とCPN-UMLの4人からなるタスクフォースが、2020年初頭に中国側が提案したBRI実施計画の草案を改訂している。
外務省と財務省は、訪問中に取り上げられるプロジェクトのリストを最終調整している。外務省は、さまざまな省庁や地方政府から長いプロジェクトのリストを受け取っている。関係者は、訪問中に署名されるプロジェクトと文書のリストと、訪問終了時に発表される共同声明に同時に取り組んでいると述べた。
新規に、何を要望するのだろう。
何しろ、カトマンズにある近代的なものは、ほとんどが北京からの支援の積み重ねである。