香港政府、全世界を「高リスク」指定!?
アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年01月31日に、香港政府が独自に設定している国・地域別の感染リスク分類はA(高リスク)、B(中リスク)、C(低リスク)の3段階。
従来はこれに加え、Aグループの中で特にリスクが高いと見なした国・地域を「検疫強化Aグループ」に指定していたが、今回の改定でこの区分は廃止となる。
香港政府は国・地域ごとの新型コロナウイルス感染リスク分類を改定し、2022年02月05日から「中国を除く全ての国・地域」を最も厳しい入境規制の対象となる「A(高リスク)」グループに指定すると報告した。
https://time-az.com/main/detail/76142
変異株「オミクロン株」の感染が世界中に広がったことを受けての措置だと説明している。
しかし、中国も凄い「オミクロン株」の感染。
これにより、香港の身分証や長期査証(ビザ)を持たない「非香港居民」の入境は一律で禁止される。
一方、オミクロン株は潜伏期間が短いことから、Aグループの入境者に対する強制検疫(隔離)期間は従来の21日間から14日間に短縮する。
2022年02月5日よりも前に入境済みの隔離者に対しては、14泊以上を経過した時点で当局が検査を実施して陰性なら隔離を打ち切る。
中国本土、マカオ、台湾からの入境者については、引き続き外国に対するコロナリスク分類とは別枠で管理する。
香港政府が2022年01月27日に発表した。香港政府トップの林鄭月娥行政長官(Chief Executive Carrie Lam Cheng Yuet-ngor/キャリー・ラム・チェン・ユエット・ンゴール)は発表に先立つ同日の臨時会見で、入境者の隔離期間を短縮すると予告していた。
しかし、開けてみてビック!全世界を締め出した。
ライバルであったシンガポールもびっくりだろう。
2022-01-30---習近平、香港はこの1年で「カオスからガバナンスに変化した」と言った。