ニューヨークで最もエキサイティングな建築家ジャンヌ・ギャング。
米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)は2022年10月26日に、「WSJ.'s 2022 Architecture Innovator」として紹介されたジャンヌ・ギャング(Jeanne Gang)の事務所は、アメリカ自然史博物館の印象的な新館を構想しており、私たちを自然に、そしてお互いに近づけることを目指していると報告した。
以前、コンピュータが使いこなせないと設計できないロンドンの現代建築として、ノーマン・フォスター(Norman Foster, Architecture)を紹介したことがある。
そして、それがアメリカ、とくにニューヨークに伝染したらどうなるのかと考えていた。
そして、WSJがジャンヌ・ギャングを紹介してきた。
ニューヨークのアメリカ自然史博物館のジオラマは、芸術と科学の融合によって、唸るジャガー、絶句するペンギン、ガラスに尻を向けて立つ無表情なシマウマなど、実物そっくりに作られた最も人気のあるアトラクションの一つである。
CGIの時代にあっても、そのリアルさには驚かされる。
初期のジオラマは、1909年から1926年まで博物館で働いた彫刻家、剥製師、発明家、大物ハンターであるカール・アケレー(Carl Akeley)に負うところが大きい。アケレーは、針金のアーマチュアの上に石膏や張りぼてをすくい上げ、生き物とその生息地をリアルに再現する手法を確立しました。また、ホースと乾燥コンクリート、強制送風機を使って、金属メッシュの壁や天井に接着できるスプレー式コンクリートを発明し、彫刻の超大型化を実現し、後にプール業界などに革命を起こした。
The 101-story St. Regis Chicago, which will be finished next year. PHOTO: TOM HARRIS
The soon-to-open Q Residences in Amsterdam. PHOTO: KEES HUMMEL
Balconies at Aqua Tower, a 2010 high-rise in Chicago; Aqua Tower’s rippling facade. PHOTO: STEVE HALL
https://webdesignmagazine.net/norman-foster/
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