バイデン大統領、申し訳ありませんが、プーチン大統領はハマスではありません。

DigitalCreator

2023年10月30日 22:02

Fox Newsのフレッド・フライツ(Fred Fleitz)は2023年10月27日に、イスラエルは他の紛争に気を取られないよう米国からの即時支援を必要としていると報告した。

しかし、ハマスは多くのアメリカ人人質を取っている。

ウクライナやイスラエルより、アメリカ人人質を解放することが先決である。

バイデン大統領が言ったように、人質を解放しないと停戦交渉には応じられないなどと言っていられないほど、米国が騒々しくなっている。

バイデン大統領は先週大統領執務室でのゴールデンタイムの演説で、2023年10月07日の野蛮なハマスのテロ攻撃を受けて米国がイスラエルを支援する緊急性について語った。

そこから、アメリカ人人質を解放することが先決であることは容易であるが、しかしバイデン大統領はまた、ウクライナ戦争とハマスの攻撃を混同しようとし、勝利は勝利だと主張した。

ハマスに対するイスラエルの勝利とロシアに対するウクライナの勝利は「米国の安全保障にとって極めて重要」だ。

これがバイデン大統領が、ウクライナにUS$614億（2023年08月の要請からすでにUS＄360億増になっている。)イスラエルにUS$143億、ウクライナ、イスラエル、ガザでの不特定の人道的活動にUS$90億を割り当てる新たなUS$1060億ドの緊急資金パッケージを正当化しようとした方法である。米国南部国境の防衛にUS$136億、インド太平洋地域の安全保障支援にUS$70億。

バイデン大統領は、どさくさに紛れてやたらに気前がいい。

バイデン大統領は、議会から資金提供を打ち切られそうになったウクライナ政策を救済するために、イスラエルに対するハマスの攻撃を利用しようとしている。

大統領は、ハマスの攻撃とロシアのウクライナ侵攻にはほとんど違いはなく、どちらの事件にも女性の殺害と強姦、子供や高齢者の殺害、さまざまな形の拷問、強姦、子供たちの強制連行、両親。が含まれていると主張した。

もう無茶苦茶！

JD・ヴァンス(JD Vance)、イスラエルとウクライナへの援助分割を求めるメモを配布した。
当然である。

バイデンはまた、ハマスとプーチン大統領は近隣の民主主義国家を殲滅したいという点で同じだと主張した。

おいおい！大丈夫か？

イスラエルに対するハマスのテロ攻撃とプーチン大統領のウクライナ侵攻が邪悪であり、罪のない民間人を殺害したことには疑いの余地がありません。しかし、これらの紛争は非常に異なるものでもあり、米国の異なる対応が必要となる。

ハマスはユダヤ人を殺害し、イスラエルを征服したいと考えている。プーチン大統領はウクライナを征服したいと考えている。しかし、ロシアのウクライナ侵攻と同様に残忍かつ悪質だが、それは民族を絶滅させる作戦には当たらない。

プーチン大統領は、ウクライナ国家であり、ウクライナ国民という考えはフィクションであると主張しているが、ロシア人とウクライナ人は同じ民族であるとも信じている。その結果、プーチン大統領は多数のウクライナ民間人を殺害する攻撃命令に躊躇を示さなかったが、ウクライナ人を殺害するのではなく、ロシア人として統治することを望んでいる。

バイデン大統領はまた、ハマスとプーチン大統領は破壊すべき敵であり、交渉すべきではないと主張した。

バイデン大統領は、テロリストや独裁者が侵略の代償を払わない限り、「攻撃は続き、米国と世界に対する脅威は増大し続けるため、米国はウクライナとイスラエルに軍事援助を提供しなければならないと述べた。

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同氏は、ロシアがウクライナを征服すれば、ポーランドやバルト三国を皮切りに、NATO加盟国に侵攻する可能性があると付け加えた。

2023年10月07日のハマスの凶悪なテロ攻撃の後、ハマスを破壊しなければならないことに疑問の余地はない。それはもう一つのISISとなっており、このまま放っておけば今後も野蛮行為と大量虐殺を続けるだろう。ハマスがガザ地区を支配し、テロ活動の拠点として利用することはもはや許されない。

しかし、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とウクライナを占領するロシア軍は別の脅威を表している。
正義がそれを要求するかもしれないが、プーチンは権力の座に留まることはできず、戦争犯罪で裁かれなければならないというバイデンの宣言は非現実的で逆効果である。

さらに、プーチン大統領は、NATO加盟国に侵攻して核戦争の危険を冒すことに関心を示さないだけでなく、軍隊も壊滅状態にあり、当面はそのような攻撃を行うことができない。

現実には、プーチン大統領はおそらく権力の座に留まり、米国はプーチン大統領に対処する必要があるだろう。ロシアは世界最大の核弾頭数を保有するだけでなく、米国が迎撃する能力を持たない極超音速ミサイルを含む巨大で先進的なミサイル兵器を保有している。

ロシアのミサイル・核兵器の増強と、イラン、中国、北朝鮮との軍事協力の拡大を制限するために、米国はプーチン大統領とその政府と交渉を行う必要がある。

さらに、プーチン大統領が最終的に米国とその同盟国から、ウクライナ戦争の和平協定や停戦交渉に参加するよう圧力を受けることは避けられないと私は考えている。バイデン大統領は、プーチン大統領を殺人者、戦争犯罪者として悪者にするたびに、プーチン大統領との交渉を困難にし、この戦争を延長させていることを認識しなければならない。

したがって、バイデン大統領がイスラエルが直面している存亡の危機を利用して、米国のウクライナへの軍事援助の増額を獲得するのは無謀で無責任だ。イスラエルは、他の紛争に気を取られないよう、米国からの強力かつ即時の支援を必要としている。

この重大な瞬間に議員たちがイスラエル国民に対する超党派の強力な支持を世界に示すことができる。イスラエル支援に関するクリーンな法案が議会に提出されなければならない。

バイデン政権はウクライナおよびその他の支出要求に関する別の追加法案を提出すべきである。バイデン大統領がウクライナ戦争に対する米国の戦略とその終結方法を提示していないという超党派の懸念が高まっているため、このような法案をめぐって下院では緊張した議論が行われるだろう。これは切望されている議論ではあるが、イスラエルに対する緊急追加法案の即時承認を妨げることはできない。

この混乱した記事の解説者フレッド・フライツ(Fred Fleitz)は、アメリカ・ファースト・ポリシー・インスティテュート・センター・フォー・アメリカン・セキュリティーの副会長(vice chair of the America First Policy Institute Center for American Security)である。彼は以前、国家安全保障会議首席補佐官(National Security Council chief of staff)、CIA分析官(CIA analyst)、下院情報委員会スタッフメンバー(House Intelligence Committee staff member)を務めていた。

バイデン大統領、申し訳ありませんが、プーチン大統領はハマスではありません。

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