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Telegramのデュロフ社長、€500万の保釈金で釈放。ただし、フランス出国禁止。

France24は2024年08月29日に、ロシア生まれのテレグラム(Telegram)の代表パベル・デュロフ(Pavel Durov)は、メッセージ・アプリで違法なコンテンツを掲載した事件に関する捜査の一環として逮捕され、フランス当局の正式な捜査対象となった後、保釈された。

デュロフは€500万の保証金を支払って釈放され、フランスを出国しないよう指示された。この事件を注視しているクレムリンは、同氏がロシア国民であることを強調し、「政治的迫害」に警告した。

テレグラムの最高責任者パベル・デュロフは、フランスで4日間拘留された後、2024年08月29日木曜日は保釈されていた。同氏は、メッセージアプリで違法コンテンツを掲載したとして裁判にかけられる可能性があるため、出国を禁じられていた。

ロシア生まれのロシア生まれのデュロフは、黒の服にサングラスをかけ、水曜日遅くにパリの裁判所から足早に出て、待機していた車に乗り込んだ。起訴されたが、司法の監視下で釈放された。

ソーシャルメディアに投稿された動画によると、同氏は弁護士に感謝し、ボディーガードらしき屈強な男に急いで車に案内された。

39歳のデュロフは、現在9億人以上のフォロワーを抱え、ますます物議を醸している人気のメッセージアプリで過激な違法コンテンツを抑制できなかったとして、複数の罪で起訴された。

同氏の弁護士デビッド・オリビエ・カミンスキ(David-Olivier Kaminski)は、デュロフがアプリで犯された犯罪に関与している可能性があると示唆するのは「ばかげている」と述べ、「テレグラムはデジタル技術に関する欧州の規則をあらゆる点で遵守している」と付け加えた。

モスクワでは、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)がフランスに対し、この事件を「政治的迫害」にしないよう警告し、同氏は「ロシア国民」であり「我々は次に何が起こるか注視する」と強調した。

デュロフへの支持を表明した人物の中には、同じくテクノロジー界の大物でXの最高経営責任者のイーロン・マスク(Elon Musk)もおり、同氏はハッシュタグ「#FreePavel」を付けてコメントを投稿している。


告発後、マスクはXに、フランスのモットー「自由、平等、友愛」が刻まれた建物に監視カメラが取り付けられたミーム画像を投稿した。

2024年08月28日---レグラムCEOのパベル・デュロフ、仏裁判所で「共犯」と連絡拒否の罪で起訴
2024年08月28日---テレグラムCEO逮捕は、業界取締りの序章に過ぎないか:レポート
2024年08月24日---messaging app「テレグラム」創設者パベル・デュロフがパリ空港で逮捕

https://www.france24.com/en/europe/20240829-telegram-chief-durov-freed-on-bail-after-being-formally-charged-over-crime-on-messaging-app
https://www.france24.com/en/tag/telegram/
https://www.france24.com/en/tag/france/
https://www.france24.com/en/tag/paris/
https://www.france24.com/en/tag/social-media/
https://www.france24.com/en/tag/moscow/
https://www.france24.com/en/tag/kremlin/
https://nypost.com/2024/08/25/tech/elon-musk-says-freepavel-after-telegram-founders-arrest/
https://www.france24.com/en/tag/elon-musk/
https://www.france24.com/en/tag/drug-trafficking/
https://www.france24.com/en/tag/fraud/
https://www.france24.com/en/tag/money-laundering/
https://www.france24.com/en/tag/united-arab-emirates/
https://www.france24.com/en/tag/freedom-of-speech-1/
https://www.france24.com/en/tag/emmanuel-macron/

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