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イギリス、低所得世帯への支援継続!生活費高騰で£900(14万3,847.91円)現金給付。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年01月04日に、イギリス政府は2023年01月03日に、生活費高騰に苦しむ低所得世帯への支援策として、2023/24年度に£900(14万3,847.91円)の現金給付を行うと発表した。
2022年の給付に続く措置となる。
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対象となるのは800万世帯超の低所得世帯で、2023年春季に£301(48,097.44円)、秋季に£300(47,937.65 円)、24年春季に£299(47,777.86 円)を支給する。
これに加え、600万人超の障害者生活手当受給者には2023年夏季に£150(23,962.56円)、800万人を超える年金受給者には2023~24年にかけての冬季に£300(47,925.13円)をそれぞれ給付。支給金額は最大£1,350(215,730.00円)となる。
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福祉と年金に対して責務を持つ、イギリスのDWP(Department for Work and Pensions/労働・年金省)は、脆弱(ぜいじゃく)な人々を保護するという約束を守り続けると説明した。
今回の措置で、低所得世帯に重要な支援を提供するとしている。
政府は2022年、生活費高騰対策として低所得世帯向けに最大£1,200(191,700.00)の現金を給付。800万世帯以上が恩恵を受けた。なお、全世帯を対象とした一律£400(63,900.00)の光熱費補助は2022年3月で終了する。
このような数字で、それぞれの国の社会保障の意識を推し量ることができる。
人は、人として、どのように助け合って生きていくのか?
それが社会保障である。
社会保障の元祖、イギリスの形!
その先に、うっすらと国民を守るための軍事費がある。