ドイツでは何人が呼吸器疾患に苦しんでいるか?

2023年12月5日 09:45

世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)、インフォグラフィクスのヘッドであるマティアス・ブラント(Mathias Brandt)の報告として2023年12月04日に、Senior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)、フローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告とともに、現在のインフルエンザの流行が始まって以来、第40週にARE(akuten respiratorischen Erkrankungen/急性呼吸器疾患) の推定数は、8週間のうち5週間で前年の感染者数を上回っている。2021年と比較して、現在、呼吸器疾患に苦しんでいる人が大幅に増加している。 RKI(Robert Koch-Institut /ロベルトコッホ研究所)は、絶対数で表すと、現在740万人がAREの影響を受けていると推定している。

インフルエンザ作業部会の最新の週次報告書には、「ここ数週間のAREの活動は、この時期に特有の新型コロナウイルス感染症とライノウイルス感染による風邪の数が比較的多かったためである」と述べられている。 SARS-CoV-2感染後に重症化するリスクが引き続き高い。過去3週間で、一度罹患して終生免疫とならず、何度でも感染を繰り返すRSウイルス循環(RSV-Zirkulation)が増加する兆候が見られる。」と書かれている。