ウクライナのゼレンスキー大統領、バイデン大統領や米議会指導部と会談。すべて不発。
CNNは2023年12月13日に、ロシアへの抗戦に対する支援の継続を求めたが、下院で多数派の共和党内では支援への懐疑論が強く、下院議長との会談後も、追加予算の審議に向けた進展はなかった。
ゼレンスキー大統領は、2022年02月にウクライナ戦争が始まって以来3度目となるワシントン訪問であった。
バイデン大統領とは2023年12月12日火曜日午前に、ジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)と会談した。
バイデン大統領は、以前のように「必要な限り」ではなく、「可能な限り」ウクライナを支援すると誓った。
ゼレンスキー大統領、上院議員に対し、米国がウクライナのために尽力してくれることを期待していると語ったが、コネチカット州の民主党クリス・マーフィー上院議員(Democratic Sen. Chris Murphy of Connecticut)によると、その日の初め、ゼレンスキー大統領は上院議員に対し、自国への米国の支援を依然として期待していると語った。
サウスダコタ州の共和党マイク・ラウンズ上院議員(GOP Sen. Mike Rounds of South Dakota)によると、上院議員らの質問は主に米国の援助に対する説明責任に関するもので、ゼレンスキーはウクライナでは資金が不正に使われないことを上院議員に保証しようとしたという。
ゼレンスキーとの初の一対一会談となる約30分間の会談後、マイク・ジョンソン下院議長(House Speaker Mike Johnson)は、国境での「変革」がなければ合意の可能性は低いという立場を話した。
2023年12月12日火曜日に、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelensky)はミッチ・マコーネル上院少数院内総務(Senate Minority Leader Mitch McConnell)とチャック・シューマー上院多数院内総務(Senate Majority Leader Chuck Schumer)に付き添われて登場し、軍事的・経済的援助が必要であると直接訴えたが、進展はなかった。
この会合に出席した一部の共和党議員は、ゼレンスキーの支援要請を聞いても動じなかったと述べ、バイデンにはまだ駆け引きが必要だと主張した。
とくに年末の休暇が迫っていることから、合意の可能性はほぼ「Zero」であった。
バイデンは、大統領執務室でゼレンスキーとの会談中に、本来のUS$600億には程遠いが、ウクライナ資金US$2億を間も間もなく放出されるだろうと大統領は語った。俗にいうお車代だろう。
ホワイトハウスの発表文によると、カマラ・ハリス副大統領(Vice President Kamala Harris)は2023年12月12日火曜日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、「ウクライナの安全保障と国民」に対するホワイトハウスの支援について話し合ったと伝えている。
またも、バイデン民主党政権の思惑は外れた。
もうこれで、誰もウクライナの支援はしないだろう。
キエフにとって夏は厳しい夏であり、冬はさらに暗くなりそうだが、同盟国の支援を維持できれば、ウクライナが勝利への道を進む重要な勝利が得られたと、2023年11月29日に報告した。
2023年11月29日---ウクライナの勝利に向けた新しい道?
https://edition.cnn.com/politics/live-news/zelensky-biden-visit-12-12-23/index.html
https://www.cnn.com/politics/live-news/zelensky-biden-visit-12-12-23/index.html
https://www.cnn.com/2023/12/12/politics/ukraine-zelensky-washington-trip/index.html