シンガポールのリー首相。米国も中国もお互いを貶めることはできない。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2021年08月03日に、シンガポールのリー・シェンロン首(PM Lee Hsien Loong)は、米中両国はどのような紛争でも自分たちが勝つと思い込んでいると述べた。
リー氏は長年にわたり、米国と中国が衝突して小国がどちらかを選ばざるを得なくなるような事態を避けるべきだと主張してきた。

https://time-az.com/main/detail/74922

シンガポールのリー・シェンロン首相は、米国と中国に対し、緊張を緩和するよう再度警告した。

リー・シェンロン首相は2021年08月03日火曜日に、アスペン安全保障フォーラム(Aspen Security Forum)にビデオリンクで参加し、「現実には、どちらも相手を倒すことはできない」と述べた。「それは双方の誤解ではないでしょうか。」

リー・シェンロン首相は、北京の一部の人々が考えているように、米国は末期的に衰退しているわけではないと述べた。

同様に、「ソ連ではないのだから中国は消滅することはない。」と述べた。
「アメリカ人は、中国を敵とみなした場合に、どれほど強大な敵を相手にすることになるのか、理解しているのかどうかわからない。」と語った。

「現在のような関係悪化の傾向を覆すのは難しいと思いますが、多くの国が関係悪化を食い止めることができると期待しています」とリーは語った。

「米国の友人や同盟国の多くは、両国との広範な関係を維持することを望んでいます。紛争から良い結果が生まれることはありません。」「米中双方にとって、また世界にとっても悲惨な衝突を避けるためには、お互いに協力し合うことが重要である。」と述べている。
今回の発言は、バイデン政権が自己主張の強い中国に対抗するため、アジアでの存在感を高めようとしていることを受けたものである。

この地域は、ベトナム戦争以降、大きな戦争はなかった。

ただし、最大の問題は、米国が戦争を起こす時は、共和党が原因を作り、民主党が戦争をおこしてきた歴史である。

しかし、今回は大国で。世界経済第2位の中国で、人口は世界最大約14億人である。
副大統領にインドは13億6600万人。米国は、たった3億2820万人である。

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