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ドイツが中心になり、EU、ロシア産LNG輸入急増

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2025年01月29日に、EU(European Union/欧州連合)で2024年のロシア産LNG(Liquefied Natural Gas/液化天然ガス)輸入量が前年比19.3%増の1,593万トンとなり、過去最高に達していたことが、DUH(Deutsche Umwelthilfe/ロシア産LNGの輸入では、ドイツの国営エネルギー会社SEFE(Securing Energy for Europe/セキュアリング・エナジー・フォー・ヨーロッパ/旧ガスプロム・ゲルマニア/ロシアのガスプロムのドイツ子会社)が中心的な役割を果たしているという。


つまり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(Russian President Vladimir Putin)の差金だろう。元の木網大作戦成功。

こういうのはプーチン大統領は得意で、国民の心を読む!EUが帰省すると、ほんの少し値下げして新しいパートナーを探し、新しいマーケットを作る。

これが理解できないとロシアと喧嘩はできない。

ドイツのドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相だけが米国の指示で反対していただけだったのかもしれない。

DUHがウクライナやベルギーの非政府組織(NGO)と共にまとめたこの調査によると、SEFEのロシア産LNG輸入量は昨年、410万トンとなり、23年の88万トンから大きく拡大した。昨年の受領回数は58回と、こちらも23年の12回から急増している。

ドイツの天然ガス輸入量全体でのロシア産LNGの割合は、3~9.2%とみられている。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、EUはロシア産の石炭・石油の輸入を禁止したものの、天然ガスの禁輸には踏み込んでいない。EUは27年までに段階的に輸入を停止することを目指しており、パイプライン経由でのガス輸入は大幅に削減されたものの、海路でのLNG輸入は続いている。

みんな冬の寒さを体験し、EUやECに従うと死んでしまう!〜ということだろう。

ドイツは国内輸入ターミナルでのロシア産LNGの受け入れを禁止したものの、フランスやベルギーの港経由で引き続き輸入されているとみられる。

金が儲かるとなると、フランスやベルギーは簡単に協力する。裏切りなんて当たり前〜!

私は、このようなことを嫌というほど見てきた。

https://europe.nna.jp/news/show/2754380
https://www.br.de/nachrichten/wirtschaft/bericht-deutschland-zentral-bei-russischen-lng-importen,UbAd7rJ
https://www.zeit.de/news/2025-01/28/bericht-deutschland-zentral-bei-russischen-lng-importen
https://www.spiegel.de/wirtschaft/unternehmen/deutschland-ermoeglicht-grosse-lng-importe-von-russland-nach-europa-a-072ef6f0-6526-48ec-9772-37abbff70c1e
https://www.fr.de/wirtschaft/rekordimporte-trotz-sanktionen-wie-russisches-lng-weiter-nach-europa-fliesst-zr-93539557.html
https://de.statista.com/statistik/daten/studie/1360815/umfrage/deutscher-import-von-lng-tagesbasis/
https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Publikationen/Energie/20240820-aktualisierung-necp.pdf?__blob=publicationFile&v=8

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