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イギリスの失業率、2021年12月は4.1%で横ばい。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年02月16日に、イギリスのONS(Office for National Statistics/政府統計局)は2022年02月15日に、2021年12月(3カ月ベース)の失業率が4.1%になったと発表した。
2021年11月から変化がなかった。
求人数は過去最高水準に達したが、増加ペースは減速している。
https://time-az.com/main/detail/76259
失業者数は137万4,000人と、前月から約8,000人減少。就業者数は1万人程度増え、3,248万5,000人だった。就業率(16~64歳)は75.5%と、11月から横ばい。
16~24歳の若年層に限ると、12月の失業率は11.2%と前月から0.1ポイント上昇。失業者数は約1万2,000人増え、46万5,000人だった。
イギリスは求職者手当を受ける資格のない人も含めるILO(国際労働機関)基準を採用している。22年1月の求職者手当申請者数は、前月から0.2%減の181万2,600人だった。
1月(3カ月ベース)の求人件数は129万8,400件と、01年の統計開始以降で最多を更新。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の20年同期の水準を51万3,700件上回った。
■平均給与は伸び減速
12月(3カ月ベース)の週当たり平均給与(ボーナス除く)は1年前から3.7%上昇し、552ポンドとなった。11月の3.8%から伸びがわずかに減速し、12月のインフレ率(5.4%)を下回った。
業種別に見ると、金融は6.6%上昇。サービス業は4.1%伸び、卸売・小売・ホテル・レストランは3.6%上向いた。建設は2.1%、製造は1.7%それぞれ上がっている。
ボーナスを含む給与は596ポンドと4.3%上昇。前月の4.2%から伸びがやや加速した。