イギリス首相、内閣改造を実施。

2023年2月10日 18:26

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年02月08日に、イギリスのリシ・スナク首相(Rishi Sunak British Prime Minister)は2023年02月07日に、内閣改造と省の再編を行い、新設のエネルギー安全保障・ネットゼロ相のポストにイギリスのグラント・シャップスに、エネルギー安全保障・ネットゼロ省相(Grant Shapps, Secretary of State for the Department for Energy Security and Net Zero)を任命した。

スナク首相はエネルギー安全保障・ネットゼロ省の新設について、「長期的なエネルギー供給を確保してエネルギー料金を引き下げ、国民との約束であるインフレ率の半減を実現するため」と説明した。また、「ネットゼロのチャンスをつかみ、国内の原子力発電や再生可能エネルギーからより多くのエネルギーを確保する必要がある」としている。

ケミ・ベイドノック国際貿易相(Kemi Badenoch, Secretary of State for International Trade and President of the Board of Trade on)は権限が拡大され、民間企業・貿易相に任命された。バデノック氏は今後、国内外の企業との対応や投資・貿易の振興を一手に管轄する。

スナク首相はこのほか、科学・技術革新・技術相(Secretary of State for Science, Innovation and Technology)のポストも新設し、マイケル・ドネラン・デジタル・文化・メディア・スポーツ相(Michelle Donelan, Minister of Digital, Culture, Media and Sport)を任命した。ドネランは物議を醸しているオンライン安全法案を引き続き担当する。権限が縮小された文化・メディア・スポーツ相には、ルーシー・フレイザー住宅・計画担当相(Lucy Frazer, Minister of State in the Department for Levelling Up, Housing and Communities)が就任する。

また、税務当局の調査対象となっていることを開示していなかったとして、先に解任されたなディム・ザハウィ前保守党幹事長(Nadhim Zahawi, former secretary of the Conservative Party)の後任には、グレッグ・ハンズ貿易政策担当相(Greg Hands, Minister of State for Trade Policy)が任命された。

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政府の広報や新聞も、これくらいわかりやすくしてほしい。