中国の端午節連休、国際線運航数は日本路線が最多。
アジア経済ニュースNNA ASIAは2024年05月31日に、2024年06月の端午節連休(China's Dragon Boat Festival holiday/08日~10日)は、旅行需要の拡大を受けて航空ニーズが高まっている。航空業界の分析を手がける航班管家によると、端午節連休に運航予定の国際線(香港など含む)の往復便数は日本路線が804往復となり、国・地域別で最多。
上海―東京間の便数は新型コロナウイルス流行前となる2019年同連休の水準を超える見通しだと伝えている。
国・地域別の国際線往復便数は、日本に次ぎ韓国(797往復)、タイ(705往復)、香港(522往復)の順で多い。
一方、2019年を上回る国・地域別の路線は依然少なく、日本路線は75.4%の水準。上回るのはシンガポール(342往復)をはじめ3路線にとどまるとみられている。
都市別では、6路線が2019年の水準を上回る見通し。四川省成都―タイ・バンコク路線や上海―シンガポール路線、上海―韓国・済州路線、広東省広州―マレーシア・クアラルンプール路線などが超え、上海―東京路線は2019年比で11.9%増えるとみている。上海―大阪路線は横ばい。
2024年の端午節連休の航空旅客数は延べ188万6,800人となる見通し。2019年比で約9.2%増、前年比でも6.0%増加すると予測した。航空便運航便数は延べ1万4,800便で、2019年比5.9%、前年比4.2%それぞれ増えるとみている。
OTA(Online Travel Agency/オンライン旅行会社)大手の携程集団Trip.com Group(トリップドットコム・グループ)は、旅行需要が正常化するのに伴い、端午節連休の旅行市場も安定した回復軌道に乗ると指摘した。旅行者の傾向は、自分に合った旅行プランを選択する旅行者が増えているという。国内では、移動を抑えた「マイクロツーリズム」や避暑地への旅行、民俗体験をテーマとした旅行などを選ぶ人が多くなると分析した。
よし。今年の端午節連休には、中国のチマキを食べよう。
https://www.nna.jp/news/2664281
https://www.china-briefing.com/news/china-coronavirus-updates-latest-developments-business-advisory-part-2/
https://www.discoverhongkong.com/uk/explore/culture/best-ways-to-enjoy-the-dragon-boat-festival-in-hong-kong.html
https://www.chinahighlights.com/festivals/china-public-holiday-year.htm