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北極から大寒波を連れて、サンタが街にやってくる。

Forbes JAPANは2022年12月23日に、この週末にはユダヤ教の祭りハヌカー(Hanukkah)が始まり、多くの子どもたちが北極からの訪問者を待ち焦がれている。今年のクリスマスは、ここ数年で最も冷たい大寒波を連れて、サンタが街にやってくると報告した。

米国のNWS(National Weather Service/国立気象局)や複数の気象学者が警鐘を鳴らしている。NWS気象予報センターは、グラフと警告をツイートした。

「寒冷な北極気団が今週急速に南下し、危険な低温と風によって米国中央・東部全体に寒気をもたらします。ホリデーショッピングを終えたら、寒さから身を守る準備を始めましょう。」

アメリカの天気予報は、ロッキー山脈と大西洋のおかげで、よく当たる。

米国のクリスマスイブは、華氏10~30°F(摂氏約6~17℃)低い。

アトランタでは、最高気温が零度を超えないかもしれない。

暖かい気候で知られるフロリダ州のマイアミやオーランドでも寝る場所が確保できない人が、死ぬかもしれない。

引退した(伝説の)サウスカロライナの気象学者ジム・ガンディー(Jim Gandy WX)は自身のFacebookに、今週寒気の波が何回か訪れるが、それは前触れにすぎないと書いている。

本番はクリスマスウィークエンドだ。「最も寒い朝は、土曜日(クリスマスイブ)になりそうです【略】風により体感温度は5~10°F(3~5℃)くらい下がるでしょう。」とガンディーは述べ、さらにこの時期がこの冬一番の寒さになるとも予想している。「過去5年間で一番の寒さになるかもしれません。昨冬の最低気温は19˚F(約マイナス7℃)でした。それより低い温度の記録は2018年(14°F、約マイナス10℃)まで遡らないとありません。」

人ごとではありません。

気象庁の全球数値予報モデルGPV(GSM)によれば、500hPa(上空5000m付近)には、-30°Cの寒波が東京を襲います。

東北の太平洋には、-36°C寒気団が居座っている。


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