ドイツ全土、ワクチン未接種者の規制強化し、「2G」ルール適用。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年12月03日に、アンゲラ・メルケル首相(Chancellor Angela Merkel)は2021年12月02日に、新型コロナウイルスのワクチン未接種者に対する規制を大幅に強化すると発表した。

食料品や薬局を除くほぼ全ての施設への立ち入りを禁止する。ウイルスの感染拡大を抑えるにはワクチン接種が不可欠であるとし、ワクチン接種の義務化についても言及した。

https://time-az.com/main/detail/75746

メルケル首相は2021年12月02日に、新首相就任が見込まれている第1党の中道左派のSPD(Sozialdemokratische Partei Deutschlands/社会民主)のオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)とともに国内16州の州首相との協議に臨み、ワクチン未接種者への規制強化で合意した。

今回の決定に伴い、レストランやバー、美術館、映画館、スポーツジムに加え、必要不可欠な店舗以外の利用、イベントへの参加は、ドイツ全土でワクチン接種者か感染から最近回復した人のみに制限される。

ドイツで「2G」と呼ばれるルールで、「G」はドイツ語でワクチン接種者(Geimpfte)と回復者(Genesene)を示す頭文字で、この「2G」以外は、人間として認めないと言い出したような規制である。同様の制限はこれまで入院者数の多い地域で既に導入されていた。

併せて、ワクチン接種の有無にかかわらず、学校でのマスク着用を再び義務化。感染状況の深刻な地域ではナイトクラブを閉鎖する。

ドイツ人は、唾を飛ばして大声で歌い、肩を組んで踊り出す。

メルケル首相は「状況は極めて深刻で、現行の規制からさらに踏み込んだ規制を導入したいと思う」と話し、急激に増える感染者数を抑えるためには国が一丸となり行動することが必要だと訴えた。

ショルツ財務相も「ブースターを含むワクチン接種が、この危機を乗り越える方法だ」と国民に呼び掛けた。

ワクチン接種の義務化については、年末までに議会で関連法案の最初の採決が行われ、法案が通過すれば、来年2月中に施行される見通しだという。

ドイツの過去24時間の新型コロナ新規感染者数は2021年12月02日に7万3,209人を記録。
死者数は388人と、昨冬のピーク時よりははるかに少ないものの、新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内で新たに確認されたこともあり、懸念が広がっている。

ドイツのワクチン接種完了者の割合は約69%で、ワクチンを開発したドイツで、EU(European Union/欧州連合)諸国でも低い水準というお粗末さである。

東京も、若者を「Corona Contrpller」として募集し、生活に苦しんでいる人を協力者に引き入れ助けるべきだ。

こんなアイディアも出てこないような東京都知事は、辞任すべきである。
忙しい、忙しいと言って、病院で寝ていた都知事は、もう不要です。

2021-11-30---ドイツ連邦憲法裁判所、政府の「緊急ブレーキ」に合憲判断。
2021-11-25---ワクチンを開発したドイツで、コロナ死者数が10万人超え！
2021-11-25---COVID感染者の増加に伴い、慎重に欧州のクリスマスマーケットOpen。
2021-11-23---ドイツ政府関係者、近いうちに全員が「ワクチンを打つか、治すか、死ぬか」になると発言。
2021-11-23---ドイツ連邦5州、コロナ集中事件の48％を占める。
2021-11-18---ドイツ政府、医療逼迫地域を対象にワクチン未接種者の規制を導入。
2021-11-18---ドイツの1日当たりのコロナ感染者6万人突破！
2021-11-15---ドイツ、感染率拡大が止まらない！再び過去最高。
2021-11-11---BioNTechを生んだドイツでコロナ新規感染者拡大、初の5万人超え！
2021-11-08---ヨーロッパ各国で異変！コロナ感染者過去最多。