ドイツの外務大臣ベアボック、新たな統治者となる途中のダマスカスを訪問。

2025年1月4日 10:49

ドイツの外務大臣アンナレナ・バーボック(Annalena Baerbock)とフランスの外相はシリアを訪問した初のEU外相となった。

彼の荷物の中には、新しい統治者からの申し出と明確な期待が含まれていました。
アンナレーナ・バーボックドイツ連邦外相(緑の党/Grüne)とフランス人の同僚ジャンノエル・バロー(Jean-Noël Barrot)がダマスカスのシリア新指導部を訪問。パリの外務省は金曜朝、バロットがすでにシリアの首都に到着したと発表した。ベアボックはその日遅くに到着する予定である。二人はとりわけアフマド・アル・シャラー(Ahmad al-Scharaa)に会いたいと考えている。

HTS(islamistischer Miliz Hajat Tahrir al-Schams/イスラム主義民兵組織ハジャト・タハリール・アル・シャムス)の指導の下、シリアの長年の統治者バシャール・アル・アサド(Baschar al-Assad)の統治は2024年12月08日に劇的に終了した。

ドイツの外務大臣アンナレナ・バーボックはシリアの新たな事実上の統治者に対し、ドイツおよびEU(European Union/欧州連合)との関係再開の条件を設定した。
「欧州とシリアの間、ドイツとシリアの間で新たな政治が始まる可能性がある」と緑の政治家は予告なしのダマスカス訪問について語った。

彼女はフランスのジャン＝ノエル・バローとともに、EUを代表して「差し伸べられた手で、しかし新たな統治者への明確な期待も持って」シリアの首都に来ている。

長年統治してきたバシャール・アル・アサド政権崩壊から約４週間後、バーボックとバロットはEU外交政策責任者のカジャ・カラス(Kaja Kallas)に代わって反政府勢力が結成した暫定政府の代表と会談したいと考えている。事実上の統治者アハメド・アル・シャラーはイスラム主義反政府組織HTS(Haiat Tahrir al-Scham/ハイアト・タハリール・アル・シャーム)の指導者で、以前は正式名アブ・モハメド・アル・ジョラニ(Abu Mohammed al-Dscholani)として知られていた。
外務大臣は午前中にキプロス(Zypern)からダマスカス(Damaskus)へ飛んだ。バロットは、それほど遠くないレバノンで、国連監視団ウニフィルのフランス兵とともに、セバスチャン・レコルヌ国防大臣(Verteidigungsminister Sébastien Lecornu)とともに新年を祝った。バーボックとバロットは、シリアの新指導部に歓迎された最初のEU外相であり、西側主要国の外相としても初めてである。バーボックがダマスカスへの出発に際してベルリン外務省が発表した声明で述べたように、ドイツとフランスのコンビは「EUを代表して」訪問を完了する。

ダマスカスには、有名な美味しいアイスクリーム屋がある。
しかし、今回は、その戦場のダマスカス名物ピスタチオたっぷりのアイスクリームを楽しむ時間はなさそうだ。

ドイツの外務大臣ベアボック、新たな統治者となる途中のダマスカスを訪問。

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