見出し画像

キーウ市長。ウクライナは独裁主義に向かってる。

ウクライナの首都キーウのヴィタリ・クリチコ市長(Vitalii Volodymyrovych Klychkom, Mayor of Ukraine's capital, Kyiv, and former professional boxer)は、ドイツのメディアの取材に国家が独裁主義に向かっていると話すなど、ゼレンスキー大統領に向けたとみられる批判を展開したと報告した。

確かに、ゼレンスキー大統領が日本に来た時、自分の都合の良いことだけを主張し、こちらの言うことを一切聞こうとしていなかった。

私はあの時、「あれ?」と感じた。

ロシアが休戦を訴えても、一切聞く耳を持たなかった。

あれは、本人は気がついていないが、一種の独裁主義の傾向が強くなってきていると言える。

キーウ・インディペンデントによると、クリチコは、ロシアとの全面戦争に突入した当初の数ヶ月間、ウクライナは指導者不在で混乱していたと説明した。市長らが住民を守り、軍を支援するなど重要な指導的役割を果たしたと指摘した。しかし、大統領府は市長たちを権力集中にとって慣習的な障害としかみなしておらず、「ある時点で、われわれはすべてが一人の男の思いつきに頼るようなロシアと変わらなくなるだろう」と語った。

クリチコ市長は首都の市長でありながら全面戦争が始まって以来、ゼレンスキーと会話をしていないという。

両者の関係悪化が明るみに出たのは2022年11月。ゼレンスキーは国民向け演説で、ウクライナ全土の多くの地域が大規模な停電に見舞われたが、「最も大きな問題」はキーウにあると批判した。

ゼレンスキーは「残念ながら、すべての都市で地方自治体が良い仕事をしているわけではない」と述べ、「特にキーウでは多くの苦情が寄せられている」「キーウの住民はより多くの保護が必要だ」と主張。市長に「さらなる支援」をするべきとしたほか、市内の避難所の提供について「市長の事務所から質の高い仕事を期待している」と述べるなどした。

これに対してクリチコは当時、政治的な争いは「無意味」と反論。「ウクライナ国民と外国のパートナーにとっても醜い」と反撃していた。

戦争は、なるべく早く、お互いの話し合い、折れるところは折れ、休戦に持ち込むべきである。

全て、自分の考える通りにしたいと言うのは幼稚な子供のような考えである。

国民なんて、何人死んでもいいと言う考えは、指導者として、失格である。

クリチコ市長は、元プロボクサーであるから、戦いには駆け引きが必要という考えが理解できるのだろう。

https://www.mashupreporter.com/klitschko-says-ukraine-is-moving-towards-authoritarianism/?utm_source=newsletter&utm_me

いいなと思ったら応援しよう!