イギリスで産業革命を担った鉱工業生産、2022年11月は0.2%減少。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年01月16日に、イギリスのONS(Office for National Statistics/政府統計局)は2023年01月13日に、2022年11月の鉱工業生産指数(2019年=100、季節要因調整済み)が101.9ポイントとなり、前月から0.2%減少したと発表した。
2022年10月のマイナス0.1%から、さらに落ち込みが加速した。
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製造業生産指数は102.1ポイントと前月比0.5%低下した。
全13の産業分野のうち6分野で前月を下回った。うち医薬品は4.3%減少。化学・化学製品は2.8%、ゴム・プラスチック製品は1.5%それぞれ落ち込んだ。
一方、コークス・石油精製品は1.2%拡大。輸送機器は1.1%伸び、繊維・衣料品・皮革製品は0.7%上向いた。
電力・ガス・蒸気・空調供給は0.4%縮小。半面、採鉱・採石は2.8%、水道・下水・廃棄物管理は0.2%それぞれ増加した。
前年同月比で見ると、鉱工業生産は5.1%減少。製造業生産は5.9%落ち込んでいる。