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中国のドリアン需要はフィリピンの貿易にとって天の恵み。
香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2023年02月15日に、広東省のチー・シーチーラルフ・ジェニングス(Ji SiqiRalph Jennings)と・ヘ・フイフェン(He Huifeng)のレポートによると、中国のドリアン需要はフィリピンの貿易にとって天の恵みだが、他のアジア諸国にとっては「ドリアン外交」が懸念材料になっていると報告した。
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強烈な匂いと独特の味で知られる東南アジアの珍味ドリアンが、最近の二国間協定により中国の消費者にかつてないほど身近になった。
しかし、「ドリアン外交」の出現により、一部のアセアン諸国は、最終的に裏目に出かねない政治工作と見て、鼻を高くしていると報告した。
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マニラManila)から900km以上南東にあるダバオ(Davao)市は、「フィリピンのドリアンの首都」と呼ばれている。アポ山(Mount Apo)の火山性土壌が「果物の王様」と呼ばれるドリアンに独特の風味を与えているといわれ、国内で栽培されるドリアンの約80%をこの地域で生産している。
しかし現在、ダバオのドリアン市場でも、中国向けに大量の収穫が確保され、品薄状態になっている。
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フィリピンのフェルディナンド・マルコスJr.大統領(President Ferdinand Marcos Jr.)が北京を公式訪問した後、1月初旬に両国間で新たな二国間協定が結ばれ、中国が初めてフィリピンの新鮮なドリアンに門戸を開いたことがすべての始まりであった。
これまでは、タイやカンボジア、ベトナム、マレージアからラオス経由の鉄道で大量輸送を可能にしたが、今度はフィリピンから海上輸送で大量に中国に送られるようになった。
また、タイの乱獲でドリアンの味が落ちていた。
また、フィリピンのドリアンは美味しいことで知られている。
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