ドイツの病院「集中治療専門医が不足」

それはすでに、2019年に明らかになっていた。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているStatistaは2022年01月24日に、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)の報告として、「ワクチン未接種の看護師の求人はゼロ(Stellengesuche ungeimpfter Pflegekräfte führen ins Leere)」。

これは先週末のRBB(Rundfunk Berlin-Brandenburg/ベルリン-ブランデンブルグ放送)のヘッドラインであった。

https://time-az.com/main/detail/76101

その記事とは、バウツェナーの広告雑誌(Bautzener Anzeigenblatt)に掲載された医療スタッフの求人募集100件が、少なくとも部分的には偽物であることが判明したというものであった。

医療従事者のワクチン接種義務化の議論を背景に、ここでは人材の逃避を印象づける意図があると考えるのが妥当だろう。

しかし、それが事実であるかどうかは証明されていない。

しかし、確実なのは、集中治療室などで熟練した看護師が不足していることである。
Krankenhaus Barometer(病院バロメーター)によると、2021年、ドイツの病院の78％が集中治療における人員配置の問題を訴えていた。Statistaのグラフを見ると、この問題は600床以上の病院で最も大きくなっていることがわかる。

「集中治療室での未充填のポジションは、平均して21週間も残っている(Im Mittel bleiben unbesetzte Stellen in der Intensivpflege derzeit für 21 Wochen)」という。

ちなみに、集中治療室の人員不足の問題は、コロナからだけでなく、2019年にはすでに大きな不足が発生していた。

そして、それはコロナでさらに深刻になっている。

私の個人的な知人はドイツで看護師だが、医者と病院との軋轢で、スイスに逃げることを計画していたが、彼女ができて落ち着いたようだ。