浅田彰、それ本当に思想史????
毎日新聞は2023年05月26日に、1980年代に主著「構造と力」や「逃走論」でニューアカデミズムの旗手とされた批評家で京都芸術大教授(思想史)の浅田彰さん(66)は、岸田首相が推し進める軍備増強路線を「静かな危機」と呼ぶと報告した。
かなりピントが狂っているな〜
岸田政権は昨年12月、相手国のミサイル発射拠点などをたたく「反撃能力(敵基地攻撃能力)」を明記した国家安全保障戦略など3文書を閣議決定。今後5年間で総額43兆円程度の防衛費を投じる方針を決めた。世界の軍事費と比較すると、ロシアやインドを抜き、米国、中国に次ぐ世界3位になる見込みだ。
2022年12月といえば、2023年のG7議長国直前。
ウクライナ問題は、まだ鎮静化が見えていなかった。
ドイツのG7では、EC(European Commission/欧州委員会)のウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)委員長が、盛んにウクライナ支援を訴えていた。
どうする次期G7議長。
注目が集まっていた。
私は、日本がG7議長直前に、G7で唯一NATOに加盟していない国。憲法で戦争を否定した国として、G7脱退し、G20をメインにするように訴えた。
ドイツの仲間は、だいぶウクライナに嫌気が差してきていた。
でも、G7脱退できないだろう。
そこで岸田政権が仕掛けたのは、大花火!
米国、中国に次ぐ世界3位の防衛費を投じる方針である。
そのパフォーマンスで、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)に突然の訪問であった。
私は、岸田政権支援作として、「弾丸1発でも支援したら憲法違反。」で、政治生命の終焉と書いた。
岸田政権は、広島に世界の主導者を連れて行き、戦争の現実に触れさせることであった。
それは、成功した。
戦争と平和が大好きで、ウクライナ国民を殺しているゼレンスキー大統領までが、復興を訴えたが、フォン・デア・ライエンまでが無口になった。
もうすぐ終わる。
2024年には、全て終わる。
岸田政権は、アジア人の特技ニコニコ笑って、何も約束をしないでG7議長を終えることが目的である。
G20の議長国は、インドである。
方針を決めたが、それで今年は終わる。
2024年には、バイデン政権も終わる。
ウクライナ戦争も終わる。
私が、書いてきたことは、岸田政権。次の茂木政権への支援策。
安倍政権からの流れをどうするかと言うことである。
浅田彰は、本当に思想史????
目の前のことをチャラチャラ騒ぐのでは---
私は、ドイツのマインツにあるヨハネス・グーテンベルグ大学のドイツ第3哲学科で書誌学の世界最高学部で研究してきた。
広い目で見ないと、哲学や思想は見えてこない。