動物、怪物、そして遠い国。
イスラエルの国立図書館「The National Library of Israel(イスラエル国立図書館)」は2023年07月19日に、サミュエル・スロープ(Samuel Thrope)が、モンゴル征服と神話上の獣や想像上の生き物の関係とは？と、その疑問に挑戦した。
実は、私はこの疑問に、サン・デバスチャン・ミュンスターのコスモロギー(Cosmologie in St. Sebastian Munster/Kosmologie von San Sebastian Münster)で挑戦したことがある。
このゲームは、多くのヨーロッパの研究者がすでに何度も挑戦している。
01
1203年、イランの都市カズヴィンに生まれたザクリア・アル-カズヴィニ()01Zakriyya al-Qazwini could not run fast enough.は、1283年までに中国から東ヨーロッパにまで広がる帝国を築いたチンギスハーンのモンゴル軍(Chinggis Khan’s Mongol armies)から逃れるか、モンゴル征服が残した世界に自分の居場所を見つけるために競争するかのどちらかの人生を過ごしていた。
02
1220年、カズヴィニは生まれ故郷を離れ、モスル(Mosul)、そしてバグダッド(Baghdad)へと向かった。それでも、征服者たちはイラクのワシト(Iraqi town of Wasit)という町で彼に追いつき、そこで4万人の住民を殺害した。モンゴル軍は知識人、職人、その他役に立つと判断した人々を免除したため、法学者であり裁判官であったカズヴィニ(は殺されなかった。彼は新しいパトロンのもとでキャリアを続け、裁判官として、また街のアル・シャラビーヤ大学(al-Sharabiyya college)で教師を務めた。
しかし、モンゴルの征服がカズヴィニとイスラム文明全体に与えた衝撃は言い過ぎではない。
そのため、カズヴィニが最もよく知られている『生き物の不思議と創造の驚異(The Wonders of the Creatures and the Marvels of Creation,)』を書くことになったとき、彼は読者に宇宙の秩序が安全であることを安心させようとした。
この本は、天上から地上に至るまで、創造された世界の百科事典的な要約である。星座、天使、動物、植物、神話上の獣や空想上の人間などの生き物のイラストが本文に添えられている。
実は、ここでも私の個人の挑戦に似ている。
私は「マルチメディア・インターネット事典」と、それが限界に感じてヴァーチャル・マトリックス・タイムマシン」を作り始めた。
現在では、それらのデータは、私だけが楽しめ、今もそれは私の手元で拡大し付けている。
売って、お金に変えることはないが、お金は生んでいる。
今でも「タイトル」だけは時々公開しているが、そのバックグランドには、さらの膨大なデータが残ってる。
03
ここにある写本は1659年にバグダッドで写されたもので、カズヴィニの整然とした世界をよく表している。
トルコ語訳であるこの写本は、カズヴィニの本が何世紀にもわたっていかに広く読まれ、模写されたかを示すものでもあり、最もどこにでもあるイスラムの絵本のひとつとなっている。
サン・デバスチャン・ミュンスターのコスモロギーも、神話から世界を網羅し、旅行ガイドになり、その旅行ガイドを利用した人が、神話と現実を整合させ、改訂しているので、神話が実際はどうであったかを証明している。
世界で多くの改訂版が作られ、神話の怪物や不思議を解明している時間軸を持った科学書になった。
だから、初版はそれほど重要ではなく、改訂版が面白く、まさに書誌学を確立したとも言える。
それを知らないで、あ方が書誌学などと言うと、私は完全に馬鹿にする。
サン・デバスチャン・ミュンスターのコスモロギーの初版を欲しがる人も馬鹿にする。
読めればいいので、復刻版を購入する。
読めないで、サン・デバスチャン・ミュンスターのコスモロギーに挑戦できない。
マイクrソフトのビル・ゲイツは、米語しか知らないので、彼が持っているグーテンベルグの42行誌聖書は、高価だが、彼にとって、大金を払って入手したが、無意味である。
https://blog.nli.org.il/en/animals-monsters-and-far-off-lands/
https://www.nli.org.il/en/manuscripts/NNL_ALEPH990030249770205171/NLI
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