ドイツのボリス・ピストリウス国防大臣、徴兵制復活計画を発表。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年06月14日に、ドイツのボリス・ピストリウス(Boris Pistorius)国防大臣は2024年06月12日に、徴兵制復活計画を発表した。年5,000人の新兵確保を目指すもので、早ければ2025年から開始する考えだという。
2011年に停止したかつての徴兵制を再開するのではなく「新たな兵役モデル」になると強調し、「適性と動機に基づいて、主に自発的に選択するものだ。」と説明している。
計画では、18歳に達した男性は、兵役に対する意欲や能力についてのアンケートに回答する義務が発生する。女性にもアンケートを送付するが、回答は義務ではない。結果を元に4万~5万人を徴兵検査に呼び、その中から5,000人に、少なくとも6カ月の基礎的な軍事任務に従事するよう促す。希望者は、最長23カ月まで勤務できる。
昔から、ドイツ人はあらゆる支援金や補助金で生活し、働かなくなっていたので、その増額として徴兵制復活計画を立案したのだろう。
国防省は「欧州の安全保障の秩序は脅かされており、軍事専門家によるとロシアは5~8年以内にNATO(North Atlantic Treaty Organization/北大西洋条約機構)加盟国の領土への攻撃態勢が整う可能性がある」と説明し、徴兵制復活への理解を求めている。連邦軍は兵員を、現在の18万2,000人から、31年には20万3,000人に増やす計画を掲げている。ピストリウス国防大臣は徴兵制の「新モデル」導入で人員を確保したい考えだ。
ドイツは徴兵制を廃止していないが、2011年から停止している。当時は、18歳以上の男性に対し最低6カ月、軍へ入隊するか、兵役を拒否する場合には社会福祉施設などでの非軍事役務を課していた。
私の知り合いも、兵役に行き、除隊後も支援金があり、それで生きていた。
時々、自宅の前の道を戦車が走り、アウトバーンでも戦車とすれ違っていた。
https://europe.nna.jp/news/show/2669949
https://www.mdr.de/nachrichten/deutschland/politik/pistorius-wehrdienst-pflicht-reform-musterung-102.html
https://www.spiegel.de/politik/deutschland/bundeswehr-boris-pistorius-plant-wehrdienstmodell-fuer-deutschland-bis-2025-a-a3ad74ba-b8c1-47e8-949a-6aef54bddab4
https://www.tagesschau.de/inland/innenpolitik/bundeswehr-pistorius-wehrdienst-100.html