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ドイツCDU、経済成長率2%を目標にした「アジェンダ2030」を総選挙に向けて策定

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2025年01月14日に、2025年02月のドイツ連邦議会(下院)選挙で政権奪還を目指すCDU(Christlich Demokratische Union/キリスト教民主同盟)は、「アジェンダ2030(Agenda 2030)」と題した経済政策を取りまとめ、2025年01月10日に公表した。大規模な税制改革、より柔軟な労働市場の実現、エネルギー価格の引き下げなどを実行することで、中期的に少なくとも2%のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産)成長率を目指している。

文書では、SPD(Sozialdemokratische Partei Deutschlands/社会民主党))主導の連立政権で、ドイツ経済は危機的状況にあると述べ、多くの企業が経営破綻し、失業者も増加していると現政権を批判した。問題点として、所得税の負担がほとんどの欧州諸国より高いことや、エネルギー価格の高騰、行政の非効率性を挙げた。

こうした状況の改善に向け、税制改革では、所得税と法人税を段階的に引き下げ、旧東独地域の経済開発支援に充てている「連帯税」を廃止する方針だ。

行政改革では、省庁の職員を、部局の統合などで10%削減する。専門性を持つ外国人労働者の獲得競争に打ち勝つため、雇用の手続きを簡素化することも盛り込んだ。

産業強化策としては、「工業国として、また危機に強い輸出大国として存在し続けるために」、エネルギーコストの引き下げ、自由貿易の拡大を図る。自動車産業の保護のため、内燃機関(ICE)車の禁止には反対する姿勢も明言した。

エネルギーコストの引き下げるには、ロシアを撤退していてはなりたない。

それを封鎖したのはウクライナのテロ活動であった。

そのテロリストをドイツは支援している。

不思議な国民である。

第2次世界大戦コンプレックスの拡大である。

ドイツ人の高齢者と話すと、それが明確になる。

それでいて、NATO軍には参加している。

理解できない。

https://europe.nna.jp/news/show/2748638
https://www.cdu.de/aktuelles/funktionierender-staat/cdu-beschliesst-agenda-2030/
https://www.capitaleconomics.com/publications/europe-economics-update/cdu-agenda-2030-wont-turn-germany-around

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