ビットコインで、取引開始からの流出がようやく途切れ、ビットコインの流入を再開。
CoinDesk JAPANは2024年05月05日に、CoinDeskのニック・バーカー(Nick Baker)による2024年05月04日の記事「Grayscale’s Bitcoin ETF Sees First Inflow After Billions Lost Since January」の翻訳を公開し、運用資産残高で最大のビットコインETF「GBTC(Grayscale Bitcoin Trust/グレイスケール・ビットコイン・トラスト)」は、Farside Investorsによると、投資家からの新規資金が純増となり、1月の市場デビュー以来、初の日次純増となったと報告した。
Farsideの集計によると、2024年05月03日はUS$6300万の純増となった。
運用資産残高で最大のビットコインETF「GBTC」は、Farside Investorsによると、投資家からの新規資金が純増となり、1月の市場デビュー以来、初の日次純増となった。
「GBTC」はかつて、BTC(Bitcoin/ビットコイン)を直接購入することなく、ビットコインに投資できる伝統的な投資手段として圧倒的なシェアを誇っていた。しかし、1月に9本のビットコインETFが登場したタイミングで、Grayscaleは「GBTC」をより取引が容易なETFに変更したため、従来にはなかった競争環境に晒されることになった。
「GBTC」は手数料が高く、数十億ドルが「GBTC」から流出した。CoinDeskがまとめたデータによると、「GBTC」のビットコイン保有高は60万BTC超から約29万BTCに減少している。
3日の純増で市場デビュー以来続いていた資金流出はようやく途絶えたが、世界最大の資産運用会社であるBlackRock(ブラックロック)のビットコインETF「IBIT(iShares Bitcoin Trust/iシェアーズ・ビットコイン・トラスト)」がトップの座を狙っている。
Grayscaleの「GBTC」の運用資産残高は現在US$181億、一方、BlackRockの「IBIT」は1月にゼロからスタートし、「IBIT」はUS$169億。現在2位のGrayscaleの「GBTC」は当時、US$260億を超えていた。
https://etfs.grayscale.com/gbtc
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:グレイスケールの広告(Grayscale)
|原文:Grayscale’s Bitcoin ETF Sees First Inflow After Billions Lost Since January
Nick Baker is CoinDesk's deputy editor-in-chief. He won a Loeb Award for editing CoinDesk's coverage of FTX's Sam Bankman-Fried, including Ian Allison's scoop that caused SBF's empire to collapse. Before joining in 2022, he worked at Bloomberg News for 16 years as a reporter, editor and manager.
https://www.coindeskjapan.com/231154/
https://www.pcmag.com/news/github-kills-over-8500-nintendo-switch-emulator-copies-dmca
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https://coindesk.com/price/bitcoin/
https://www.coindesk.com/business/2024/01/10/bitcoin-etfs-win-sec-approval-bringing-easier-access-to-biggest-cryptocurrency/