見出し画像

イギリス中銀調査。イギリス企業、会保険負担の増大で、54%が値上げ計画

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2025年01月13日に、イギリス中銀イングランド銀行(Bank of England)が国内企業を対象に実施しているDMP(意思決定者パネル調査/Decision Maker Panel Survey)で、全体の54%が値上げを計画していることが明らかになった。4月から社会保険負担が引き上げられることが理由だという。

最新調査は2024年12月06日~20日に行われ、国内2,346社のCFO(Chief Financial Officer/最高財務責任者)から回答を得た。11月の前回調査との平均で見ると、53%の企業は人員を削減する見通し。61%は減益を見込み、39%は賃上げ幅を抑えるとしている。

10~12月の出荷価格は前年比3.8%上昇。9~11月から0.1ポイント鈍化した。向こう1年間に見込む値上げ幅は3.8%と、0.1ポイント加速している。

Rachel Reeves(レイチェル・リーブス)財務相Chancellor of the Exchequer(財務大臣)が給与税の£250億の引き上げを発表して以来、他の調査も企業景況感の悪化を示し、雇用や投資が落ち込む見通しだ。景気減速に伴い、イギリスの公的債務の水準に対する懸念が高まり、借り入れコストが急増している。

Rachel Reeves(レイチェル・リーブス)財務相Chancellor of the Exchequer(財務大臣)が給与税の£250億の引き上げを発表して以来、他の調査も企業景況感の悪化を示し、雇用や投資が落ち込む見通しだ。景気減速に伴い、イギリスの公的債務の水準に対する懸念が高まり、借り入れコストが急増している。

https://europe.nna.jp/news/show/2748001
https://www.bankofengland.co.uk/agents-summary/2024/2024-q4/latest-results-from-the-decision-maker-panel-survey-2024-q4

いいなと思ったら応援しよう!