EUにおける女性。ヨーロッパで女性の収入が少ないのはなぜか?
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のレネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として2022年03月03日に、女性の給与は男性より低い。
EU全体では、いわゆる男女の賃金格差、すなわち男性の平均賃金総額のうち、女性が労働に対して受け取る額が少ない割合は、2020年には13%となっている。
https://time-az.com/main/detail/76390
Statistaのグラフが示すように、ドイツはこれをはるかに上回り、しかも何年も比較的横ばいで推移している。
この15年間で、ドイツの「格差」は5%程度しか縮まっていない。
2020年のデータを基にしたユーロスタット(Eurostat)による今回の比較では、トップランナーはラトビアで22.3%、次いでエストニアで21.1%となっている。スロベニアとルーマニアでは、収入の差は3.1%と2.4%に過ぎない。最も低い値はルクセンブルクで0.7%を記録している。
調整前の男女間賃金格差は、パートタイム労働、会社での地位、異なるセクターなどの構造的な違いを考慮していない。
しかし、男女が同じ程度に経済に参加しているわけではなく、一般に女性が自由に使えるお金は少ないことがわかる。
一方では、女性の方が無報酬の介護や家事を行うことが多いことや、女性の比率が高い仕事は一般的に賃金が低いことが原因として挙げられる。
では、女性が少ない仕事をしたら、どうなるのだろう。
ハラスメントでも起こるのだろうか?
ハラスメントは犯罪であることから、法廷に持ち込むことができる。
私は今日も、JR東京総合病院の私より若い女医さんに相談してきた。
そこには、ジェンダー・ギャップは一切なかった。
今日は、3人の眼科医が出勤してきたが、3人とも女医さんであった。
今日の女医さんは、もう3年の付き合いである。