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Counterpointは、スマートフォン市場の最新情報を公開。
香港の調査会社カウンターポイント・マーケット・リサーチ(Counterpoint Market Research)は2024年02月02日に、組立が中国からインドとベトナムにシフトしたiPhoneの最新市場への影響として、ロンドン(London)、ニューデリー(New Delhi)、香港(Hong Kong)、ソウル(Seoul)、北京(Beijing)、フォート・コリン(Fort Collins)、ブエノスアイレス(Buenos Aires)の2024年02月02日のiPhoneレポートで、米国、インド、新興市場で収益シェア50%を記録した。
中国リスクは依然として残っていると伝えている。
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プレミアムおよびウルトラプレミアムの継続的な好調により、AppleのASPは前年比2%増加し、過去最高のUS$890となった。
ASPの成長により、Appleの2023年のiPhone売上高は過去最高のUS$2,030億に達した。
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また、アップルはサムスンを追い抜き、年間出荷シェアで初めて世界トップのブランドとなった。2023年の市場総出荷量は、特に今年前半のマクロ経済的課題により4%減少した。サムスンのポートフォリオが広範になったことで、ローエンド部門の低迷が露呈し、売上と出荷の両方が減少した。OEMは折りたたみ式製品や主力モデルのGenAIなどの機能のおかげで成長を続けているため、価値(対数量)とASPは注目すべき重要な指標であった。
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2023年の世界のスマートフォン市場の収益は、出荷台数が4%減の11億7000万台だったのに対し、2%減のUS$4100億弱となった。これは、世界のスマートフォンASPが2%成長し、初めてUS$350に達したためである。
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Appleは世界のスマートフォン収益に占めるシェア50%で市場をリードし、通年では過去最高を記録した。これにより、2023年に出荷されたスマートフォンの4台に1台が卸売価格でUS$600以上となり、プレミアム化の傾向が続いている。その結果、非プレミアムセグメントは2桁の減少を経験したが、プレミアムスマートフォンの出荷は、折りたたみ式、GenAIなどの機能、そしてもちろんAppleによって牽引されて8%増加した。
https://www.counterpointresearch.com/insights/iphone-hits-record-50-revenue-share-on-us-india-and-emerging-markets-china-risks-remain/
https://www.counterpointresearch.com/insights/us-smartphone-market-q4-2023/
https://www.counterpointresearch.com/insights/china-smartphone-sales-snap-10-quarter-declining-streak-up-6-6-yoy-in-q4/
https://www.counterpointresearch.com/insights/india-smartphone-market-q4-2023/