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楽天シンフォニー、ジュニパーRICを採用。


携帯電話の世界標準になったヨーロッパのGSMAが、最新情報を配信している「Mobile World Live」は2022年11月08日に、楽天グループの通信関連のプロダクトやサービス、ソリューションを一つに集約し、4Gおよび5Gのインフラストラクチャとプラットフォームソリューションを世界規模で事業者向けに展開する楽天シンフォニー(Rakuten Symphony)は、さまざまなオープンRANベンダーの基地局を制御し、リアルタイムおよび非リアルタイムで電力管理などの機能を提供するよう設計されているジュニパーネットワークス(Juniper Networks)のRIC(RAN Intelligent Controller/RANインテリジェントコントローラー)を楽天のSymworldプラットフォームにバンドルする動きを見せていると報告した。

フル・バーチャル・ネットワークを展開している楽天の通信事業が、日本、米国、シンガポール、インド、ヨーロッパ、中東・アフリカで通信事業者向けにソリューション事業を展開する通信プラットフォーム事業組織である楽天シンフォニーはすでに、イギリス・フランス・ドイツに拠点を設立している。

ジュニパーネットワークスのRICをバンドルする動きは、AppleのApp Storeと同じくらい業界を破壊するものだと、日本に拠点を置くジュニパーネットワークスのCEOタレック・アミン(Tareq Amin)は主張する。

AvidThinkのアナリストであるロイ・チュア(Roy Chua)は、楽天シンフォニーがジュニパーネットワークスのRICを使用することは、MWC21ロサンゼルスで明らかになったSymware Distributed Unitを作るためのパートナーシップの延長線上にあると語っている。

タレック・アミンは、「ジュニパーネットワークスのRICをSymworldに組み込むことで、通信事業者やサードパーティの開発者にアプリストアのような体験を提供し、導入期間を数カ月から1日に短縮できる。」

「RICが事業者に提供できるものは、リアルタイムインターフェースや非リアルタイムインターフェースの公開だけでなく、RAN機能の制御と最適化という考え方も非常に重要です。」と述べている。

これは同時に、世界の大手ネットワーク事業者をことごとく破壊する可能性を含んでいる。

Omdiaのアナリストであるジェームズ・クローショー(James Crawshaw)は、ジュニパーネットワークスがSymworldの唯一のRICプロバイダになった場合、大きな利益を得ることができると「Mobile World Live」に語っている。

確かに、昔から言ってきたことであるが、通信会社は考え方が遅れている。

「彼らはおそらく、RIC上で動作するアプリケーションの収益分配契約を結び、他のRICサプライヤーが譲歩したであろう条件を満たしたのです。」

ロイ・チュアは、市場には多くのRICプロバイダーが存在し、それらを評価する明確な手段がないことを指摘する。

「誰が誰と提携しているかという関係が重要なのです。」と指摘している。

ドイツでは、大手ネットワーク事業者が51%を信頼し、49%がバーチャル・ネットワークを利用してる。

この比率は、どんどん大手ネットワーク事業者を侵食している。

楽天グループが強いのは、通信関連のプロダクトやサービス、ソリューションを一つに集約し、4Gおよび5Gのインフラストラクチャとプラットフォームソリューションを世界規模で事業者向けに展開し、売るものを持っていることである。

大手ネットワーク事業者は、まだ通信事業で稼いでいる。

楽天は、世界の通信をフル・バーチャルにすることで、ある段階で本当に通信無料を実現できる。

これは、中国のマー君ことジャック・マー(Jack Ma)が考えていた。

しかし、中国の最高国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)のおかげで、マー君が苦境に追いやられ、楽天が乗った。

FacebookのMetaを世界規模で展開できるようになるのは、Facebookではなく、楽天になる。

そして、そこにショップを展開すると、Amazon.comと同様の事業も世界規模で展開できる。

つまり、下地を米国の企業Apple、Facebook、Amazon.com、中国のAribabanなどが作り、実動ビジネスを楽天が担うことも可能になる。

これが、バーチャルの世界です。しかし、あくまでも楽天が失敗をしないことが条件になる。

今のところ、順調にきている。

次は、通信を無料にする前に、使い物になる1万円代のスマートフォンの発売である。
AIWAの1万円代のスマートフォンは、メモリーが小さく使い物にならないことが明らかになった。

現在、メモリーが安いにもかかわらず!

青森のAIWAの1万円代のスマートフォンを改造すれば済む。


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