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2024年04月08日までイギリスの鉄道16社が波状スト。ロンドン地下鉄は中止。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年04月05日に、イギリスのASLEF(Associated Society of Locomotive Engineers and Firemen/鉄道運転士労働組合)は鉄道16社の運転士が2024年04月05日、ストライキを開始した。
2024年04月05日、06日、08日に波状ストを行うほか、6日間にわたり時間外勤務を拒否する。
期間中は一部地域で運休・遅延が予想されるため、利用者に運行状況を事前に確認するよう呼びかけている。なお、LU(London Underground/ロンドン地下鉄)の運転士は、2024年04月08日と2024年05月04日にストを実施する予定だったが、中止すると発表した。

鉄道運転士労働組合(ASLEF)が発表したストの日程は、以下のとおり。
◇5日、
アバンティ(Avanti)・ウエストコースト(West Coast)、
イーストミッドランズ鉄道(East Midlands Railway)、
クロスカントリー(cross-country)、
◇6日、
チルターン・レールウェイズ(Chiltern Railways)、
グレートウエスタン鉄道(GWR)、
LNER(London North Eastern Railway/ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ)、
ノーザン・トレインズ(Northern Trains)、
TPE(TransPennine Express/トランスペナイン・エクスプレス)
◇8日、
c2c、
グレーター・アングリア(Greater Anglia)、
GTR(ゴーバイア(Govia)・テムズリンク(Thameslink)・レールウェイ(Railway)運営のグレート・ノーザン(Great Northern)およびテムズリンク(Thameslink)、
サザン・トレインズ(Southern Trains)、
ガトウィック・エクスプレス(Gatwick Express)、
SWR(Southeastern/サウスウエスタン鉄道)本線と車両基地、
SWRワイト島のアイランド線(Island Line at Isle of Wight)。

なお、4~6日と8~9日は時間外勤務を行わない。

ASLEFは2023年07月から断続的にストを続けている。政府と雇用主側は2023年04月、運転士の平均賃金を£6万ポンドから£6万5,000ポンドに引き上げる案を提示したが、同労組はこれを拒否している。

2024年02月15日---イギリスの鉄道5社運転士、スト継続を決定。
2023年11月16日---またまた、イギリスの鉄道16社が2023年12月に、ランダム・スト。
2023年09月01日---イギリスの鉄道運転士、賃上げ求め2023年09月01日にスト。
2023年07月04日---イギリスの鉄道16社、2023年07月08日まで運行混乱 運転士が時間外労働を拒否。
2022年12月21日---2023年01月、イギリスの鉄道15社が追加スト。
2022年12月14日---年末、年始にイギリス行きは馬鹿。
2022年12月04日---賃上げ案拒否で、イギリスの鉄道労組、クリスマス前と年始決行濃厚。
2022年09月26日---イギリス鉄道労組、2022年09月26日正午からスト!
2022年08月19日---イギリス鉄道各社が大規模スト、19日は地下鉄も。
2022年07月27日---イギリスの鉄道7社、「不満の夏」として、2022年08月18・20日スト。
2022年07月14日---イギリスの鉄道8社、27年ぶりの規模で運転士5万人参加し、30日に全国スト。
2022年06月21日---イギリス鉄道、2022年06月21日から大規模スト。

https://europe.nna.jp/news/show/2644394
https://www.bbc.com/news/business-61634959
https://www.theguardian.com/uk-news/2024/apr/04/rail-and-london-underground-passengers-face-strike-disruption
https://www.dailymail.co.uk/news/article-13270979/train-strikes-2024-list-april-dates-walk-outs.html
https://www.nationalrail.co.uk/travel-information/industrial-action/

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