年間870台分のCO2を吸って石にするプラントが登場。

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DesignTAXIは2021年09月10日に、地球温暖化が叫ばれる中、CO2(Carbon dioxide/二酸化炭素)はその大きな要因となっている。スイスのクライムワークス(Climeworks)社は、このCO2を除去することで、地球温暖化を少しでも緩和することを目指していると報告した。

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クライムワークス社は、空気中のCO2を直接回収することを得意としている。アイスランドの炭素貯蔵会社Carbfix社と共同で、年間最大4,000トンのガスを除去するための新しい空気吸引プラントを考案している。

https://time-az.com/main/detail/75172

Interesting Engineering社によると、この量は、同じ時間に排出される自動車870台分に相当するとのことである。

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「Orca」と名付けられたこのプラントは、Climeworks社によると、「気候変動に対応した世界初かつ最大の直接空気回収・貯留プラント」と説明されている。

これは、同社の既存の炭素除去技術を「大幅にスケールアップ」したものである。

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環境に配慮したプロジェクトの趣旨に沿って、「オルカ(Orca)」はもちろんすべて再生可能エネルギーで稼働する。
また、工場の構造は、従来の技術に比べて約半分の量の鉄を使用している。また、ヘリシェイジ地熱発電所(Hellisheiði Geothermal Power Plant)の近くという戦略的な立地も魅力である。

アースカラーを基調とし、天然素材を使用することで、周囲の環境にできるだけ配慮している。

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8つの巨大なコンテナで構成されたプラントは、フィルターとファンを使ってガスを抽出する。
これを水と混ぜて地下に汲み上げて貯蔵する。数年後には、大気中からガスを除去したものが、自然の鉱物化プロセスによって石になるという、文字通りの意味を持つことになる。

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水曜日に発売された「オルカ」の効果はすぐに実感できる。同社によると、環境から抽出された1トンのCO2は、即座に1トンのCO2の鉱物となり、地球温暖化に貢献しないことになる。

ただし、あまりにも寄付を求めている。
さらに、ビル・ゲイツまで顔を出し、怪しくなった。

2015-01-06---ビル・ゲイツは飲み水に注視。
2012-08-15---ビル・ゲイツは、新しいトイレに目を向けた。

これまでも、似たプロジェクトは多く見てきたが、最終ゴールは鉄屑以外、何も残らなかった。

お金だけ持って消えた。

いかにも貧しいスイスらしい。

ビデオだけで、完成しているように思わしてくれることが増えた。

Climeworks AGの緯度、経度。
Birchstrasse 155, 8050 Zürich, スイス
47°24'43.6"N 8°32'13.9"E
または、
47.412097, 8.537181

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