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人類繁栄の基盤---お金
IMF(International Monetary Fund/国際通貨基金)のF&D(Fibance & Development)Magazineは2024年12月21日にジェフ・カーンズ(JEFF KEARNS)が、「デイビッド・マクウィリアムズ著『マネー:人類の物語』(サイモン&シュスター、ロンドン、2024年、416ページ、£25/Money: A Story of Humanity by David McWilliams, Simon & Schuster, London, 2024, 416 pp., £25)をレビューしたと報告した。
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お金という「独創的な技術」の熟達は、文章、数学、法律、民主主義、哲学などの革新を伴いました。しかし、お金はそのようなブレークスルーを可能にしたのでしょうか、それともお金の進化を導いたのでしょうか? この鶏が先か卵が先かという疑問は、初期のコインから暗号通貨までの5,000年にわたるデイビッド・マクウィリアムズの驚くほど記憶に残る楽しい旅を活気づけます。
『お金: 人類の物語』は、文字が生まれたのはお金があったからに過ぎないという指摘から始まります。文字で残っている最古の名前は、当然ながら債務者です。全体を通して、マクウィリアムズは「最も魅力的で永続的なアイデアの 1 つ」の熱心な語り手であり、お金の喜びと恐怖を解き明かす巧みな会話の語り手です。
「私たちの世界全体が、この奇妙で作り出された概念を中心に回っている」とマクウィリアムズは書き、人類の歴史を「見過ごされがちな、人類の繁栄を支え、活気づけた基礎技術」という広範な文脈に位置づけていると報告した。
ただし、私が調べた結果は、少しデイビッド・マクウィリアムズとは違う。
私がイラクを旅した時、楔形文字の初期から後期まで文字は進化したが、当時すでにお金があったかどうか?と言うことになる。
さらに建築の時、記号化された符号の組み合わせで建築素材が管理され、巨大な建物が作られている。例えば、バベルの塔もそのように組み立てられている。
日本でも寺大工が同じように記号化された符号の組み合わせで建築素材が管理されていた。
ただし、日本の場合は、中国から来た漢字が先で、大工が記号化された漢字の符号でカタカナが登場している。
IMFでから、全ての起源をお金に持って行きたくなるのは理解できるが、もう少し深く考えるべきである。
印刷技術の起源は、お金だったと言うのは理解できる。
また、古代コインと贋金作りの違いは、古代コインが金属を丸め、重さを測ってからプレスされているが、贋金は型に金属が流し込まれているので、印刷技術は贋金作りから生まれたと言う論文を書こうとしたら、教授から、グーテンベルグの起源が贋金作りというのはまずいと言われたことがあって、中断したことがある。
ただし、私の理論は多くの文献とともにお蔵入りしている。
私は今でも、私の理論は正しいと思っている。
私が師事した2人の教授なら、殴りかかるでしょうが、私は静かにしています。