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ドイツのタイヤ・自動車部品大手コンチネンタル、ディスプレー事業を分離。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年12月06日に、ドイツのタイヤ・自動車部品大手コンチネンタル(Continental)は2023年12月04日に、ダッシュボードやディスプレーを製造するユーザーエクスペリエンス事業をスピンオフ(事業の分離・独立)する計画を明らかにした。

中期目標の達成に向けた取り組みの一環で、同事業の売却など戦略的な選択肢も検討する。

同事業の今年の売上高は、約€35億になる見通し。

コンチネンタルは2023年11月13日に、自動車部門で数千人の従業員を整理すると明らかにした。
2025年までに年間€4億のコスト削減を目指しており、同部門の事業領域を6つから5つに減らすことを決めている。

コンチネンタルは併せて、今後5年間の売上高とEBIT(Earnings Before Interest and Tax/利払い・税引き前利益)ベースの利益率の目標を明らかにした。売上高は、今年の見通しの€410億~€430億から、2~3年の短期では€440億~€480億、3~5年の中期では€510億~€560億に増やす。利益率については、今年の5.5~6.5%から中期的には8~11%に引き上げることを目指す。

ただし、ドイツにいた頃からコンチネンタルのタイヤは評判が悪かった。
製品の品質向上が求められることだろう。

2023年11月13日---ドイツのタイヤ・自動車部品大手コンチネンタル、数千人整理。
2018年03月07日---ドイツのコンチネンタル、東部にタイヤ工場開設。

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