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イギリス経済、GDP0.6%増。リセッションの出口を発見。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年05月13日に、イギリスONS(Office for National Statistics/政府統計局)は24年05月10日に、第1四半期(01~03月)のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産、速報値)が前期比0.6%増加したと発表した。

UK economy exits recession during first quarter ahead of general election---France24

2023年第4四半期の0.3%減からプラスに転じ、リセッション(recession/景気後退)を入りを回避した。

UK exits recession with fastest growth in two years---BBC

つまり、イギリスはついにリセッションの出口に到達した。

British economy finds exit from recession.

産業別に見ると、注目されるのはイギリス経済の原動力であるサービス業で、マイナス0.1%から0.7%増に改善。うち運輸・倉庫・通信は1.4%伸びた。ビジネスサービス・金融は0.6%、流通・ホテル・レストランは0.5%それぞれ増えている。

UK Economy Exits Recession With Forecast-Beating GDP Increase---Morningstar

鉱工業は0.8%拡大し、前期のマイナス1.1%から持ち直した。うち製造業は1.4%増え、電気・ガス・蒸気・空調供給は0.4%拡大した。半面、水道・下水・廃棄物処理は2.4%、採鉱・採石は2.2%それぞれ減少した。

UK leaves recession with fastest growth in 3 years, and other economics stories to read---World Economc Forum

建設業は0.9%縮小。農林水産業は0.5%落ち込んでいる。

GDPは前年同期比では0.2%拡大。2023年第4四半期の0.2%減からプラスを回復した。

イギリス中銀のイングランド銀行(Bank of England)は先に、第2四半期のGDPが0.2%拡大するとの見通しを示している。前回予想の0.1%増から上方修正した。

しかし、イギリスのリシ・スナク首相(Rishi Sunak British Prime Minister)を中心とした政権は、長く先が見えない不況から抜け出せるか?

ヨーロッパ中がガタガタしている原因は、あのお笑いタレントのウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)が原因である。

内外で無数に、暗殺計画はあるだろう。
それでも死なない。

2024年05月10日---イギリス中銀、政策金利6会合連続で据え置き、5.25%。
2024年02月02日---イギリス中銀イングランド銀行、4会合連続で政策金利据え置き。
2023年12月14日---イキリス中銀Bank of England、政策金利据え置き。
2023年09月21日---イギリス中銀、15会合ぶりイギリス中銀、金利据え置き。利上げサイクル終了。
2023年08月22日---イギリスで、企業のデフォルトリスク増大。高金利で投資・雇用縮小。
2023年08月07日---イギリス新興企業、国産リチウムの商業生産加速で、US$6700万確保。
2023年08月02日---イギリス中銀、インフレ抑制を継続で、5.25%に利上げ。14会合連続。
2023年07月13日---イギリスの中央銀行はストレステスト、主要8行が合格
2023年06月23日---中銀、13会合連続利上げ、5%の予想上回る上げ幅
2023年06月16日---イギリス国民のインフレ期待が低下。中銀対応への満足度は過去最低
2023年06月01日---イギリス中銀調査。出荷価格と賃金の伸び減速へ
2023年05月23日---IMF、需要増やエネ価格低下で、今年はイギリスの景気後退回避
2023年02月10日---イギリスのGDP、2022年第4四半期は横ばいで、速報値はリセッション入り回避。
2022年12月23日---イギリスのGDP、2022年第3四半期は0.3%減。
2022年08月15日---イギリスのGDP、2022年第2四半期は0.1%減。
2022年06月30日---イギリスのGDP、2022年第1四半期は0.8%増。
2022年06月22日---イギリスのインフレ率、2022年05月はG7最高水準9.1%。
2022年05月18日---イギリスのインフレ率、2022年04月は9%、過去40年で最高。
2022年05月12日---イギリスのGDP速報値、第1四半期は0.8%増。
2022年04月26日---イギリスの財政収支、2022年03月は赤字縮小。
2022年02月15日---イギリスの失業率、2021年12月は4.1%で横ばい。
2022年02月11日---イギリス経済は、1941年以降で最大の伸び記録し、2021年は7.5%拡大。
2021年08月06日---イギリスで、スワブ検査をランダムに実施した結果。
2021年06月16日---イギリスのインフレ率、2021年05月はさらに2.1%に加速。
2021年04月23日---イギリスの2020年度財政赤字£3031億で、過去最大。
2021年03月12日---EU離脱が響き。イギリスの対EU輸出、過去最大の下落幅。
2020年11月12日---イギリスのGDP、2020年第3四半期は急回復し、15.5%拡大。
2020年06月17日---イギリスのインフレ率、過去4年で最低。
2020年06月16日---イギリスで、求職者手当の申請者数が倍増。
2020年06月12日---イギリスGDP、2020年04月は20.4%減で、過去最悪。
2019年10月15日---イギリスの失業率、2019年08月は3.9%に悪化。
2019年07月16日---ついに、ゲイだったアラン・チューリングがイギリスの£50札になる!
2019年01月22日---イギリス王室属領に仮想通貨取引所設立、「予想以上の登録者」が加入。
2013年12月23日---イギリス政府は、「人工知能の父」と呼ばれ、「何百万もの命」を救った天才数学者コンピュータのパイオニア、アラン・チューリングを許した。
2011年11月16日---エニグマ解読の現場ブレッチリー・パークを永久保存に成功!

https://europe.nna.jp/news/show/2656850
https://www.ons.gov.uk/economy/grossdomesticproductgdp/bulletins/gdpfirstquarterlyestimateuk/januarytomarch2024
https://www.ons.gov.uk/economy/grossdomesticproductgdp
https://www.cnbc.com/2024/05/10/uk-gdp-q1-2024-economy-emerges-from-a-technical-recession.html
https://www.reuters.com/world/uk/uk-economy-grows-by-06-first-quarter-ons-data-shows-2024-05-10/
https://www.theguardian.com/business/article/2024/may/10/uk-out-of-recession-gdp-economy
https://builtplace.com/housing-market-charts/
https://www.bbc.co.uk/news/live/business-68986351
https://www.reuters.com/world/uk/uk-economy-grows-by-01-february-2024-04-12/
https://www.france24.com/en/live-news/20240510-uk-economy-exits-recession-ahead-of-election
https://www.morningstar.co.uk/uk/news/249203/uk-economy-exits-recession-with-forecast-beating-gdp-increase.aspx
https://www.weforum.org/agenda/2024/05/uk-leaves-recession-and-other-economics-stories-to-read/

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