ウクライナに続く、アフリカで新しい冷戦勃発！ブリンケン国務長官、アフリカに到着。

フランスの「France24」は2022年08月06日に、本来ならバイデン大統領が行くべきだったが、コロナのリバウンドで行けないため、フランス在住の政治学者によれば、米国のアントニー・ブリンケン国務長官(US Secretary of State Antony Blinken)は、2022年08月07日日曜日に南アフリカに到着し、コンゴ民主共和国(DR Congo Rwanda)とルワンダ(Rwanda)にも赴く3カ国ツアーの幕開けとなる。その目的は、「アフリカの民主化を損なおうとするロシアの努力に対抗する戦略を練ることだ。」という。

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ロシア、フランス、そして今度はアメリカ。デモクラシーワークスのディレクターであるウィリアム・グメデ(William Gumede, director of Democracy Works)は、米国のアントニー・ブリンケン国務長官のアフリカ3カ国歴訪に先立ち、「アフリカで新しい冷戦が展開されているようだ(It's like a new Cold War is playing out in Africa,)」とAP通信に述べた。

これは、ウクライナでの戦争が続く中、ロシアへの支持を集めるためにエジプト(Egypt)、ウガンダ(Uganda)、エチオピア(Ethiopia)、コンゴ共和国(Republic of Congo)を訪問したロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(Russian Foreign Minister Sergei Lavrov)と、フランスとアフリカ大陸の関係を新しくする目的でカメルーン(Cameroon)、ベナン(Benin)、ギニアビサウ(Guinea-Bissau)を訪れたフランスのエマニュエル・マクソン大統領(French President Emmanuel Macron)のツアーに続くものである。米国国際開発庁のサマンサ・パワー長官(US Agency for International Development head Samantha Power)やリンダ・トーマス＝グリーンフィールド国連大使(US ambassador to the UN Linda Thomas-Greenfield)も、それぞれアフリカ視察に乗り出しました。

ブリンケン国務長官のアフリカ歴訪は国務長官就任後2回目。
2021年11月の初訪問は、パリのアメリカ大学院で教えるアフリカ政治を専門とする政治学者ダグラス・イエーツ(Douglas Yates, a political scientist specialised in African politics who teaches at the American Graduate School in Paris)によれば、「ドナルド・トランプ大統領就任後の米アフリカ関係のリセット、米国の民主化への取り組みの表明、米国がアフリカ諸国との関係を重視していることを示す(resetting US-African relations following Donald Trump’s presidency, demonstrating the US’ commitment to democracy and showing that the US cares about its relationship with African countries)」ことが目的であった。

ブリンケンは2021年のツアーでケニア(Kenya)、セネガル(v)、ナイジェリア(Nigeria)を訪問したが、この3カ国は「民主主義国家の最低条件を満たしており、すべて軍事支配から脱した国」だとイェーツは言う。

こんな大切な時に、高齢者バイデンは動けない。

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