ファルコンX、機関投資家向けに保管・取引・信用サービスを開始。
CoinDesk JAPANは2024年04月24日に、CoinDeskからの情報としてのイアン・アリソン(Ian Allison)は、Crypto TraderのファルコンX(FalconX)が与信枠と取引所外決済を備えた倒産隔離カストディサービスを2024年04月23日に発表したと報告した。
デリバティブ取引所のデリビット(Deribit)が、ファルコンXのプライムコネクト(Prime Connect)を統合した最初の取引所となる。
機関投資家向け暗号資産(仮想通貨)取引会社のファルコンX(FalconX)は、機関投資家の資金が規制された倒産隔離カストディに保管されたまま、取引所での取引を可能にする新しいプライム・ブローカレッジ・サービスを導入した。
2024年04月23日に発表されたファルコンXのプライムコネクトは、取引後決済、機関投資家レベルの与信枠、ポートフォリオ証拠金も含むと、ファルコンXはCoinDeskと共有したプレスリリースで述べた。世界有数の暗号資産オプション取引所であるデリビット(Deribit)は、ファルコンXのプライムブローキングとカストディソリューションを統合した最初の取引所になった。
ファルコンXは、FTXの破綻を受けて、暗号資産業界は顧客資産を取引所、ブローカー、取引会社から、完全に分離されたカストディに保管管理する必要性に気づいた。これは、日本の金融庁が取引所、ブローカー、取引会社に命令していたことから、FTXが破綻しても、日本のユーザーはほとんど被害を受けなかった。日本の金融庁が安全面で最先端であったことを証明した。
ファルコンXのプロダクトマネージャー、ヴィベク・チャウハン(Vivek Chauhan)は声明で「我々はデリビットでプライムコネクト(Prime Connect)を開始できることをうれしく思っており、金融機関が取引所で取引しながら自信を持ってデジタル資産ポートフォリオを拡大できるようにするプライムサービスのフルスイートを提供することを楽しみにしている」と述べた。
Hyperitmなどの取引会社は、デリビットでの取引にプライムコネクトを使用している。ファルコンXは、このサービスは今後数カ月以内に他の取引所とも統合される予定だと述べた。
1社が失敗すると、全ユーザーが被害を受けるのは業界をダメにする。
｜翻訳:CoinDesk JAPAN
｜編集:井上俊彦
｜画像:ファルコンXのCEO、ラグー・ヤーララガッダ氏。(FalconX)
｜原文:Crypto Trader FalconX Unveils Institution-Friendly Custody, Trading and Credit Services
Ian Allison
Ian Allison is a senior reporter at CoinDesk, focused on institutional and enterprise adoption of cryptocurrency and blockchain technology. Prior to that, he covered fintech for the International Business Times in London and Newsweek online.
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https://www.coindesk.com/business/2024/04/23/crypto-trader-falconx-unveils-institution-friendly-custody-trading-and-credit-services/